令和世代の高校生に人気！サザンオールスターズの魅力とは

サザンオールスターズに対する現役高校生の意識

令和の世代でも根強い支持を受けているサザンオールスターズ。特に現役高校生においても、その魅力は衰えていないようです。最近、マーケティング情報サイト「放課後NEWS」が行った調査によると、全国の高校生の36.9%がサザンの曲を聴いていると回答しました。では、多くの若者がサザンに惹かれる理由について詳しく見ていきましょう。

親の影響が強い？サザンとの出会いの背景

高校生たちがサザンオールスターズの曲を聞くきっかけとして、多くの声が挙がっています。その内容を要約すると、親や家族の影響が大きいことが分かりました。「お母さんがファンだったから」、「父がよくお風呂で歌っていた」、「家族の影響で聞きなじみがあった」という意見が寄せられました。こうした背景には、サザンが長い間日本の音楽シーンで確固たる地位を築いてきたことがあるのでしょう。

また、カバー曲を通じてサザンを知る高校生も増えており、「好きなアーティストがカバーしていたから」、「推しの歌手が歌っていて聴いてみたらサザンの曲だった」という声も見受けられます。様々なアーティストが手掛けるカバー曲は、新たなファンを生む大きな要因となっています。

聴かない理由も考慮に入れる

一方で、サザンの音楽を「聴かない」と答えた高校生も63.1%存在します。彼らの理由は多岐にわたり、「世代じゃないから」、「曲が古いから」といった意見が目立ちました。もちろん、新曲がリリースされる中でも、サザンが過去のアーティストとして捉えられることがあるようです。

特に注目したいのが、「SNSで音楽を得ているため、サザンの曲には触れない」といった意見です。現代の高校生たちは、TikTokなどのSNSから音楽を知ることが主流になっており、そこにサザンの楽曲が流れてこないと、自然と興味も薄れてしまうのでしょう。もしサザンの曲がSNSで流行れば、「高校生サザンブーム」が訪れる可能性も十分あります。

好きな曲ランキングも明らかに

続いて、サザンの曲を聴くと答えた高校生に対して、どの曲が好きかを尋ねたところ、なかでも「真夏の果実」が人気を集め、42.3%がこの曲を選びました。この曲の魅力について、歌詞の良さが多くの高校生に共感されていることや、そのメロディが記憶に残るという意見が多く寄せられました。サザンの代表曲が今も人気であることは、余人の曲調や歌詞が魅力的である証明です。

次に人気があったのは「TSUNAMI」で、こちらは20.8%の支持を受け、現在でも多くの人に知られています。多くの高校生が「家族が車で聞いていた」と語り、自分たちの世代とは区別がつきにくい曲でもあるようです。これらの楽曲が世代を超えて愛され続けているのは、サザンの偉業と言えるでしょう。

他にも、「勝手にシンドバッド」や「いとしのエリー」など、サザンのラブソングやアップテンポな曲も多くの支持を得ていることが確認できました。一方で、今年リリースされた「悲しみはブギの彼方に」が7位でランクインしたことからも、新しい楽曲にも興味を示す高校生たちの姿が見受けられます。

ソロとグループの区別も…

最後に、興味深い点として、桑田佳祐さんのソロ曲（「波乗りジョニー」「白い恋人達」など）が多く挙げられたことがありました。高校生の中には、ソロとグループの違いが分からないという声もあったようです。音楽が入り乱れる現代において、このような事例は私たちに音楽の多様性を再認識させてくれます。

まとめ

今回の調査からは、サザンオールスターズがいかに幅広い世代に支持され続けているかが浮き彫りになりました。親から受け継がれた音楽、カバー曲を通じた出会い、また新たに誕生した楽曲の人気など、様々な要素が組み合わさり、今後もサザンの音楽人気は続いていくことでしょう。この調査結果の詳細が気になる方は、「放課後NEWS」公式サイトをご覧ください。