地震に備える新しい選択肢
近年、地震に対する備えがますます重要視されています。地震が発生する際には、瞬時の判断と行動が求められますが、株式会社DIVERTが販売を開始した緊急地震速報サービスは、こうした状況において非常に役立つ可能性を秘めています。このサービスは、具体的な震度や到達時間を通知し、利用者が安全な行動を取るための助けとなります。
緊急地震速報サービスとは?
株式会社DIVERTが提供するこのサービスは、気象庁から正式に認可を受けた地震動予報業務許可事業者による高度利用の緊急地震速報です。地震が発生すると、まず初期微動のP波(縦波)が先に到達し、その後に大きな揺れを伴うS波(横波)が続きます。P波は毎秒約6-8キロメートルの速度で、S波は約3-4キロメートルで伝わるため、この速度差を利用し、揺れが始まる前にアラートを発報します。
この高度利用サービスでは、震度1から最大震度7までの揺れの予察が可能であり、到達時刻を音声で通知することもできます。一般的な無料アラートと異なり、平均して7秒も早く情報を提供する点が大きな利点です。これにより、利用者は何秒後に揺れが始まるかを知ることができ、その情報を元に事前に行動を起こすことができるのです。
サービスの実績とその重要性
過去の地震における117回の震度7の事例で、DIVERTの速報サービスによる到着時間の実績が示されています。たとえば、東日本大震災では宮城県仙台市内で15秒の猶予を得た径路がありました。また、北海道胆振地方中東部地震の際は、帯広市でもわずか2秒の猶予が生まれました。この数秒間は、非常に危険な状況を回避するために重要だと言われています。実際、東京大学の研究によると、地震が来る前に2秒の余裕を持つことで、被害を25%軽減できるという報告もされています。
さらに令和6年能登半島地震では、金沢市内で震度4のエリアで21秒前の発報、東京都で37秒前という実績があり、これらの数字は多くの命を救う可能性を物語っています。
簡単な導入で安全対策を強化
このサービスは導入が非常に簡単で、特別な知識がなくても活用することができます。基本的にはインターネット接続が必要で、LANケーブルを挿入して、簡単な設定をするだけで利用可能です。また、放送設備やパトランプなどの回転灯と連携させることもでき、いざという時にすぐに対応することができる体制を整えられます。
企業や学校など多くの人々が集まる施設では、地震対策を施すことが義務です。このサービスを導入することで、従業員や生徒の生命を守るための環境を整えられ、安心して活動することが可能になります。
お問い合わせ先
株式会社DIVERTでは、緊急地震速報サービスの詳細や導入に関する情報を提供しています。興味のある方はぜひご連絡ください。
また、製品紹介ページには詳しい情報が掲載されていますので、ご覧ください。
製品紹介ページはこちら
企業情報
- - 社名: 株式会社DIVERT
- - 代表者: 高野久
- - 設立: 2023年12月
- - 所在地: 東京都立川市曙町2-8-28
- - HP: divert.tokyo
株式会社DIVERTはウクライナのAI/ITグループの日本ブランチを運営し、地域の安全とITの革新を目指しています。今後も利用者のニーズに応じたサービスの提供を続けていきます。