東京都立文化施設
2025-06-30 16:31:20

東京都立文化施設が実施する新たな鑑賞サポートツールの展開

東京都立文化施設の新しい試み



公益財団法人東京都歴史文化財団が運営する都立文化施設では、すべての人が芸術文化に触れられる共生社会の実現に向けて、鑑賞サポートツールの拡充を進めています。この取り組みは、特に情報をより多くの方へ届けることを目指しており、昨今の重要なイベントに合わせてさらに強化されています。

アクセシビリティ向上の取り組み



この秋、世界陸上やデフリンピックが開催されることを機会に、9月から12月にかけて「オールウェルカムTOKYO」キャンペーンを実施します。このキャンペーンでは、東京の文化施設が一体となって、すべてのお客様が安全に利用できる環境を整え、東京ならではの芸術文化を存分に楽しんでいただけるようにします。

東京都立文化施設では、ホームページが音声読み上げに対応できるように設計されています。ここではバリアフリーなアクセスルートや、館内の案内をわかりやすく提供しています。また、触察模型やコミュニケーション支援ツールを用いることで、視覚や聴覚に障害のある方でも快適に楽しむことが可能です。

鑑賞前の準備



来館前に、手話・字幕・音声を利用して施設の説明をする動画が用意されています。これは、各種情報がわかりやすくまとめられており、事前に施設の特性を把握する手助けとなります。また、ウェブサイトではアクセシビリティの情報やバリアフリーなルートの詳細が掲載されています。

館内でのサポート



到着後は、手話の通訳やコミュニケーションシートを利用して、スムーズにご案内が受けられます。これにより、初めての訪問でも安心して過ごせます。また、触察模型を用いることで、施設のレイアウトを理解しやすくなっています。これは特に視覚に不安がある方にとって、非常に役立つツールです。

鑑賞体験を豊かにするために



館内では、手話通訳や文字表示が行われるギャラリートーク、講座などが実施されています。これにより、参加者はより深く作品や展示について感じたり、理解したりすることができます。また、触って楽しむことができる触図も用意されており、鑑賞体験をさらに充実させる取り組みが進んでいます。

利用者の声



利用者からは、「字幕機を使用することで、同じタイミングで笑ったり共感でき、とても嬉しい」との声が寄せられています。触図を通じての新しい鑑賞体験に感動したとの意見もあり、これらのサポートが実際に役立っていることがわかります。

プロジェクト「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」



このプロジェクトは、障害の有無に関わらず、誰もが文化にアクセスできることを目指しています。参加者は、技術的なハードルを越えて芸術文化に触れることができるよう、様々なサポートを受けられます。ウェブサイトでは、提供されるサポートやイベント情報が随時更新されています

終わりに



「オールウェルカムTOKYO」キャンペーンは、この秋から来年の年末まで続く予定です。文化施設が協力し、共生社会の実現を目指して取り組むこの試みは、多くの人々に新たな発見と感動を与えることになるでしょう。詳しい情報は特設ページなどで確認できます。


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