井上咲楽が発酵で料理体験を変える新著発表！

井上咲楽の発酵レシピ集 "きょう何作る？何食べる？"

2023年10月31日、料理や文筆、さらにはマラソンと多才な活動を展開する井上咲楽さんの初の発酵レシピ集が発売されます。この書籍のタイトルは『井上咲楽の発酵、きょう何作る？何食べる？』。彼女が食と発酵の魅力をどのように伝えているのか、詳細をご紹介します。

発酵の魅力に気づいた背景

井上咲楽さん自身、元々は料理が得意ではなかったと語っていますが、発酵食品を作ることで料理に目覚めました。彼女は発酵食品を「生き物を育てるような感覚」で楽しむことで、その魅力を実感し、美味しさを引き出す方法を見つけたのです。今回のレシピ集では、発酵を初めて体験する人も取り組みやすい実践的なレシピが満載です。

収録されているレシピ

本書には、50点以上の発酵を用いた自炊レシピが紹介されています。一例を挙げると、「焦がし塩麹のオムライス」。これは井上さんが妹たちから何度もリクエストを受けたことで生まれた自信作です。オムライスのケチャップに塩麹を加えることで深い旨味が増すといいます。

また、「鶏肉とれんこんの酒かすソイシチュー」や「簡単ドライカレー」といったレシピもあり、発酵食品の魅力をさまざまな形で引き出しています。これらのレシピは、健康志向の方にもぴったりです。

貴重なエッセイも収録

井上咲楽さんは、このレシピ集に自身のエッセイも加えました。故郷・栃木県の益子町での生活や、家族の手作り文化を振り返りながら、発酵に対する思いを綴っています。母の手料理や父の趣味へのこだわり、豊かな自然の中で育った経験が、彼女の発酵への愛情となって表れています。これにより読者は、井上さんのルーツを知りながら、彼女の人間味あふれる一面を感じることができます。