万博に新たな買い物かご
2025-05-01 10:40:09

大阪・関西万博での新しい買い物かごが環境保護に貢献

買い物かごで環境保護を実現



2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、セブン-イレブンが新たな取り組みを開始しました。この取り組みは、ボーイスカウトが回収した牡蠣パイプを使用した買い物かごを導入するものであり、環境問題への配慮がうかがえます。

買い物かごの誕生背景


近年、プラスチックごみが生態系に与える影響が深刻視されています。特に牡蠣養殖に用いられるプラスチックパイプの海洋流出は大きな問題となっています。そんな中、株式会社ピリカは、これらのプラスチックごみを「回収→再資源化→製品化」という流れで循環型社会を目指す取り組みを行っています。

この買い物かごは、2022年に実施された「プラごみバスターズ大作戦」の一環として、山口県周防大島で回収された牡蠣パイプを原材料としています。ボーイスカウトの子どもたちが参加したこの清掃活動は、海洋ごみ問題に対しての意識を高める重要なプロジェクトでした。

万博会場での取り組み


セブン-イレブンは、大阪・関西万博期間中に、「セブン-イレブン西ゲート店」と「セブン-イレブンウォータープラザ店」の2店舗で、この買い物かごを導入します。これにより、お客様に持続可能な選択肢を提供し、未来志向のビジネスモデルを打ち出しています。買い物かごは、環境問題への積極的な取り組みを示すものであり、万博に訪れる人々にもその意義を伝えます。

透明性のある循環型社会の実現


この新しい買い物かごには、特別な二次元コードが貼り付けられており、読み取ることで「スカウトの日」に関連する情報やアップサイクルのプロセスを詳しく知ることができます。これにより、消費者は製品の背景にあるストーリーを理解し、より意識的な選択をすることができるとともに、サステナブルなウォッシュを避ける仕組みが用意されています。

ボーイスカウトの社会貢献活動


「スカウトの日」とは、公がボーイスカウト日本連盟によって毎年9月の敬老の日に実施される社会貢献活動で、全国的に行われています。この活動は1994年よりセブン-イレブン記念財団によって支援されており、プラスチックごみの削減や海洋環境の保護に貢献しています。

株式会社ピリカについて


本取り組みを支える株式会社ピリカは、科学技術の力を活用して環境問題を解決することを目指しています。2011年に発足し、以来、プラスチックごみの問題に注力。ごみ拾いSNS「ピリカ」では世界各国で使用され、累計で4億個以上のゴミが拾われるなど、積極的な活動を展開しています。

まとめ


環境問題が深刻化する中で、企業や団体が連携して取り組む姿勢は、今後ますます重要になります。大阪・関西万博で導入されるこの買い物かごは、私たち一人一人が持続可能な未来の実現に向けてどのように貢献できるかを考えるきっかけとなるでしょう。ぜひ、万博に訪れた際には、この新しい取り組みに注目してみてください。


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会社情報

会社名
株式会社ピリカ
住所
東京都渋谷区宇田川町2−1渋谷ホームズ1308
電話番号

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