生前遺影を新たな形で楽しむフォトスタジオ「AMARANTHA-I」が大阪北浜にオープン！

生前遺影を新しい視点で捉えたフォトスタジオがオープン

大阪市中央区北浜に、人生の大切な瞬間を「遺影」という形で残せる専門のフォトスタジオが誕生しました。スタジオ「AMARANTHA-I」（アマランサ・アイ）は、2024年8月23日にプレオープンし、9月中旬にはグランドオープンを予定しています。

死を前向きに受け入れる新たな考え方

近年、終活に対する意識が高まり、その一環として遺影に対する関心も高まっています。「死」をタブー視するのではなく、それを一つのイベントとして捉え、楽しむという新しいアプローチが求められています。実際に、2024年4月に行われた「deathフェス」には2000人以上が集まり、参加者たちは「より良い死」を楽しむイベントを通じて、死との向き合い方を見直しました。

自分らしい「意映」を通しての思い出作り

このスタジオでは、「遺影」から「意映」へと進化した視点を取り入れ、ただの写真ではなく、その人の人生や思いを映し出す「究極の一枚」を提供します。代表の岡本訓子は、母親を胃がんで亡くした経験から、遺影作りの難しさや重要性を理解しています。岡本自身、満足のいく写真が得られなかった苦い経験から、写真を通して思い出をより美しく描く大切さを体感したのです。

プロフェッショナルによる高品質な撮影

スタジオでは、26歳の若手女性フォトグラファーRINATYが、洗練された手法でお客様を撮影します。彼女は、特に女性を美しく撮る力に定評があり、シニア層にも対応したヘアメイクや衣装選びも行っています。最新のハイブランドの衣装を用意し、パーソナルカラー診断を用いて、その人に最適なスタイルを提案します。

質の高いサービスと透明な料金設定

料金体系は明瞭で、全サービス込みで98,000円（税別）。この金額には、リモートまたは対面でのスタイリング相談、衣装のレンタル、ヘアメイク、撮影データの提供が含まれています。特に70代以上のお客様には、介護美容に特化した専門家も紹介し、安心して撮影に臨むことができる環境が整っています。さらに、撮影後のデータ納品はデジタル形式で提供され、フォトブックやUSBメモリ形式でも受け取れます。

こだわりの撮影環境と今後の展望

スタジオは、カフェの営業時間外を利用しているため、比較的リーズナブルな価格で高品質なサービスを提供可能です。今後、より多くの人々に「終活」を前向きに捉えてもらうために、イベントの開催やワークショップなどの企画も検討中です。

記念日や大切な人との思い出を美しく残したい方にぴったりのこのスタジオで、あなたらしい「意映」を体験してみてはいかがでしょうか。