介護と仕事を両立させることがますます重要なテーマとされている中、業界を横断したコンソーシアム「エクセレント・ケア・カンパニー・クラブ」による『ビジネスケアラーカンファレンス2024』が、2024年10月15日(火)にオンラインで開催されることが決定しました。このカンファレンスでは、14社の企業がこれまでの取り組みを元に、実践的なアクションプランを発表し、その成果や課題に対する解決策を探ります。
近年、仕事と介護を両立させる必要性が各企業間で認識されてきた背景には、政府が進める施策の影響があります。そのため、企業の人事や経営層はこの問題に対して真剣に向き合う必要がありますが、実際に支援策を実施する際には数々の課題が立ちはだかっています。このカンファレンスでは、参加企業が培った知見や実践して得た成果をシェアすることで、他企業の参考となる場を提供します。
カンファレンス当日は、13:00から16:00にかけて講演やパネルディスカッションが行われます。参加企業からは、介護と仕事の両立を推進するための具体的な取り組みが発表され、その中には、悩みを共有するコミュニティの形成や、経営層を巻き込む戦略など多岐に渡る提案が含まれます。また、経済産業省からも代表者が招かれ、国の動きや企業の取り組みへの期待について話が聞ける予定です。これにより、参加者はいち早く最新情報をキャッチし、自社での実践にも活かすヒントを得ることができるでしょう。
プログラムの一環として行われるトークセッションでは、国の施策の最新状況や実施による成果についての共有が行われ、参加企業が実際に行っている支援策や、その効果についても掘り下げる機会となります。特に、昨今の社会情勢から見ても、介護に対する支援策や制度は急務とされているため、各企業の取り組みが直接的な影響を及ぼすことが期待されます。
参加費は無料であり、オンラインでの参加が可能なため、多くの企業の人事担当者や経営層にとって手軽に参加できる機会です。特に、ダイバーシティ推進や健康経営に取り組む企業や個人の関心を集めることを目指しています。
エクセレント・ケア・カンパニー・クラブはその設立以来、介護を取り巻く環境を改善するためのさまざまな議論を重ね、多くの企業共通の課題解決に向けて活動を進めています。この3年間で、参加企業は増加し、より広い視野を持って活動を展開できるようになっています。
今回のカンファレンスは、エクセレント・ケア・カンパニー・クラブの2019年以来の重要なイベントとなります。参加申し込みは既に開始されており、関心のある方は公式ウェブサイトから登録を行うことができます。必要に応じて、リアル会場への参加も可能ですが、こちらは事務局からの招待制となるため、事前に申し込みが必要です。
仕事と介護の両立は、今後ますます多くの企業にとって避けて通れない課題です。このイベントを通じて、企業間のつながりを深め、より効果的なソリューションを見つけることが期待されています。ぜひ皆様のご参加をお待ちしています。