地域で支える若者の未来を紡ぐフォーラム
熊本県熊本市で、親を頼れない若者たちの自立をテーマにした「紡ぎ織りなすフォーラム」が開催されます。このイベントは、社会的養護に関わるエキスパートたちを招き、若者の自立に向けた知恵を共に考えることを目的としています。
フォーラムの概要
フォーラムは2025年9月28日(日)に行われ、開催場所は熊本城ホールのA1会議室またはオンラインです。イベントは13:00から15:00までの約2時間で行われ、180名まで参加可能です。また、参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。
詳細情報
- - 開催日時: 2025年9月28日 13:00-15:00
- - 会場: 熊本城ホール A1会議室またはオンライン
- - 定員: 180名
- - 参加費: 無料(要申込)
- - 申込方法: 専用フォームまたはメールにて
プログラム内容
フォーラムの内容は、対談やワークショップを含む2部構成です。第一部では、社会的養護経験者である宮津航一さんが、熊本市の元市長であり現ボランティアスタッフの幸山政史さんと共に、自立の難しさや進学について語り合います。この対談が、どのようにして若者たちが自立の道を歩むのか、そのヒントを提供する場となります。
宮津航一さんの背景
宮津さんは、2003年に生まれ、2007年には慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」に預けられ、その後里親家庭に引き取られました。2021年には普通養子縁組が成立し、2022年春には全国初の試みとして実名で自身の生い立ちを公表しました。現在は大学に通いながら、メディアへの出演や講演活動を精力的に行っています。
幸山政史さんの貢献
幸山さんは、熊本市長を長年務めた経験を持ち、児童相談所の設立に尽力した方です。市長退任後も、社会的養護での支援活動を続けています。
第二部【ワークショップ】の意義
第二部のワークショップでは、松嶋まじあるさんが自立や就労に関する自身の経験を語り、地域に住む私たちがどのようにサポートできるのかを考える機会となります。松嶋さんは、乳児院や児童養護施設での生活経験を持ち、自らのストーリーを通じて多くの人々にメッセージを届けています。さらに、キャリアコンサルタントの福島美保さんが彼女の対談相手となり、対話を通じて多様な視点から問題を考える場を提供します。
まとめ
このフォーラムは、若者たちに寄り添い、自立のための支援がどのようにできるのかを考える貴重な機会です。地域の特性を活かし、私たちが共に支え合う社会を築くための第一歩として、ぜひ参加を検討してみてください。詳しい情報や申し込みについては、
こちらのリンクをご確認ください。