「アイムピンチ」が築く共創のブランド運営
愛知県名古屋市に本社を構える株式会社未来は、スキンケアブランド「アイムピンチ」を展開しています。発売から17年が経過し、累計販売数はなんと404万本を突破しました。そのロングセラーの背景には、特に注目すべき「共創パートナー」という600名以上のお客様がいます。
お客様をパートナーとする独自の運営
「アイムピンチ」とは、ただの商品ではなく、お客様との深い信頼関係を基にしたブランド運営です。通常、化粧品開発ではアンケート調査などが行われることが多いですが、「アイムピンチ」ではお客様と直接対話し、リアルな声を商品に反映させることを重視しています。代表取締役の山口俊晴氏も、「お客様は私たちの大切なパートナー。彼らの声が私たちの財産です」と語っています。
共創パートナー制度の特徴
「共創パートナー」とは、長い間製品を使用している愛用者であり、同時に商品開発やサービスの改善に携わる存在です。この制度は、単なるモニターにとどまらず、生活者の視点を取り入れた貴重な意見源となっています。具体的には、オンラインでのヒアリングや、社員があえて対面で意見を伺う機会が設けられています。お客様からの細やかなフィードバックが、その後の製品改良に繋がることも多く、これまでの改良事例にもその証があります。
お客様の声がもたらす製品改善
「アイムピンチ美容液」は、お客様の声に基づいて多くの改良が行われてきました。例えば、「乾燥への実感」「肌なじみ」「塗布後の質感」といった具体的な使用感に基づいて改善が進められました。また、2025年のリリース予定の日焼け止めの改良も、お客様の声を受けて実現したものです。「肌にやさしい」「心地よい使用感」「自然な香り」などのリクエストが、実際の処方に反映されているのです。
通販という形式の新しい挑戦
通販ビジネスでは、顧客と直接かかわる機会が少ないため、心の距離を縮めることが重要な課題と言えます。「アイムピンチ」では、お客様の意見を広く集める取り組みを行っており、その結果、「この会社は私たちの声を聞いてくれる」というフィードバックが多く寄せられています。これは、同社にとって大きな励みとなり、お客様との信頼関係を築くための重要な指針となっています。
株式会社未来の理念
株式会社未来では、「ものづくりを通じて、人生の中に小さな光を届けたい」という理念を掲げています。この理念は、スキンケアや健康食品の企画・販売に反映されており、顧客との共創を中心に据えたユニークなビジネスモデルを展開しています。お客様との長期的な信頼関係を重視し、この理念のもとで新たな製品を開発し続けています。
これからも「アイムピンチ」はお客様との共創を続け、信頼を基にした製品づくりを進めていく予定です。日常の中で、美しさや自信を取り戻せるような瞬間を提供していくことが、彼らの目指す未来像なのです。