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小野測器、70周年で新たな企業理念を発表！

1954年創業の計測機器メーカー、小野測器株式会社が、創業70周年を機に新たな企業理念を発表しました。

新しい理念は、「未知を拓き、未来を創る」という力強いメッセージが込められています。これは、創業以来脈々と受け継がれてきた「誰もやらないから、挑戦する価値がある」という精神を体現するものでしょう。

具体的には、MISSION（使命）として「未知を拓き、未来を創る」、VISION（目指す姿）として「人とテクノロジーのより良い関係を支え、サステナブルな社会の実現を加速させる」、VALUE（提供する価値）として「はかる・わかる・つながる」、そしてSPIRIT（共有する想い）として「自分の言葉で語り、意志を持ち、挑戦を楽しむ」「対話を大切に、仲間を尊重し、最善を追求する」「社会を意識した、価値づくりにこだわる」「誠実に・前向きに、明日への一歩を積み重ねる」という5つの柱が設定されています。

特に、サステナブルな社会の実現に貢献するという点において、小野測器の今後の取り組みが注目されます。電動車両(EV)開発支援など、カーボンニュートラル社会実現に向けた新たなビジネス領域への参入も積極的に行われています。

代表取締役社長の大越氏は、今回の企業理念の再言語化について、「100年企業」を目指した取り組みであるとコメント。時代の変化に対応しながらも、小野測器の存在意義と未来像を示すものだと強調しています。

70周年記念イベント開催！

70周年を記念して、2024年5月22日～24日の3日間、神奈川県横浜市のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルにて「テクニカルレビュー2024」を開催します。

これは、長年同社製品をご愛顧いただいているお客様向けのプライベート展示会ですが、「小野測器70周年特別展示」も実施される予定です。

このイベントでは、小野測器の70年の歴史と最新の技術、そして未来への展望を垣間見ることができるでしょう。詳細については、小野測器のウェブサイトで随時発表される予定です。

小野測器の歩みと実績

小野測器は、創業以来、電子計測機器の製造・販売とエンジニアリングサービス事業を展開してきました。

国内初となるジェットエンジンの回転数を計測する回転計を開発した実績や、HondaのF1レース活動における技術サポートなど、数々の成功を収めてきました。

自動車産業を中心に、二輪・四輪車、自動車部品、建設機械、食品、医療検査など、幅広い分野で活躍。研究開発から製造工程まで、精密な測定技術を提供することで、顧客企業の製品開発を支えています。

近年では、EV開発支援など、環境問題への取り組みにも注力。サステナブルな社会の実現に向けた貢献を積極的に進めています。

小野測器の新たな企業理念は、単なる企業スローガンではなく、未来への確固たる意志表明です。70周年を節目に、更なる発展を遂げていく小野測器の今後の動向に注目していきましょう。

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