介護の未来を共に考える「第15回オールジャパンケアコンテスト」開催のお知らせ

介護の未来を探求する「第15回オールジャパンケアコンテスト」

来る10月4日、東京ビッグサイト西3ホールにて開催される「第15回オールジャパンケアコンテスト」では、介護分野における技術向上を目的としたプレゼンテーションと競技が行われます。このイベントは、介護に従事する人々が自身の成長と共に、今後の介護の姿を共に考える貴重な場となるのです。

参加者数が過去最多！

今年は全国26都道府県から150名以上が参加し、中には外国人介護職員も30名と、こちらも過去最多となります。また、養成校からの動画投稿部門に8校から35名が参加予定で、若手人材育成の場としての側面も十分に強調されています。これにより、参加者たちが繋がりを深め、介護の今を知る機会を得ることが期待されています。

実技の魅力を体験できる

オールジャパンケアコンテストは、単なる競技ではなく、実践的な場を提供し、参加者は「認知症」「看取り」「排泄」「口腔ケア」といった全7分野に分かれ、10分間の実技を披露します。プロの専門家からの即時フィードバックが得られるため、参加者はリアルな学びの現場に直面することができます。この形式は、参加者だけでなく来場者にも大いに貢献しています。

新設された展示ブースも必見

特に注目すべきは、新たに設置される展示ブースです。ここでは、介護関連企業による最新の技術や取り組みを知る機会が提供されます。たとえば、社会福祉法人善光会は介護プラットフォーム「SCOPシリーズ」を展示し、利用者にとっての介護の未来を示します。公益社団法人日本介護福祉士会は介護福祉士の養成プログラムを紹介し、地域福祉への貢献の一端を見ることができます。

学びの場としての役割

昨年の第14回大会では、来場者数が延べ1,500名を超え、様々な方が介護の質に対する取り組みを共有しました。厚生労働省の調査によると、出場者の94.7%が技能向上を実感し、92.1%が学び続けたいと意欲を示しています。これにより、来場者は自身の介護観を再考し、日常生活に役立つ知見を持ち帰ることができるのです。

介護職の未来への希望

日本の介護業界は人手不足が懸念されており、2025年には約32万人、2040年には約69万人が不足すると予測されています。このような状況を背景に、介護を志す若者たち、そして関心を持つ一般の皆さまが、この機会にぜひ訪れ、実際の介護の現場を体験してみてほしいと思います。

このコンテストは、ただ一日限りのイベントにとどまらず、「介護とは何か」をともに考え、学び、結束を深める場として存在します。どうぞ、10月4日は東京ビッグサイトに足を運び、共に革新的な介護の未来を探求しましょう。