新たなサステナブル商品、「おうちでゆるっとメトロ」
東京メトロと森製綿所の共同プロジェクトが進行中です。2025年10月9日より、江東区のふるさと納税返礼品として、廃棄予定の車両座席シートを活用したアップサイクル長座布団「おうちでゆるっとメトロ」が登場します。この商品の目的は、実際に使用されていた車両のシートを再利用し、サステナブルな社会の実現に貢献することです。
アップサイクルの意義
これまでの製造過程で廃棄される運命にあった座席シートは、実際に張替え作業を経たものであり、その質は保証されています。東京メトロでは、脱炭素と資源循環社会の実現を目指しており、今回の取り組みはその一環と位置づけられています。特に、1編成あたり約400kgのCO2削減に貢献するこの商品は、環境への配慮が見える形となります。この製品のお申込みは、ふるさと納税の各種ポータルサイトから可能で、手軽にアクセスできます。
商品の詳細
「おうちでゆるっとメトロ」は、座布団本体とカバーのセット商品です。カバーには、使用された車両の詳細を示す「アップサイクル証明書」が付いており、特別感が増します。商品には、モケット生地を使用したカバーが含まれ、安全性を考慮して難燃性の特徴も備えています。また、やわらかい触感と優れた通気性を兼ね備え、快適な座り心地を実現しています。
こだわりの素材
長座布団の中材には、新幹線などの座席でも採用されている再生エラストマー構造体が使用されています。これを熟練の職人がオーガニックコットンとリサイクルポリエステルで丁寧に包み込み、手作りで仕立てました。このように、しっかりとした弾力性を持ちながら、座ると心地よい柔らかさを感じることができ、まさに車両文化を自宅で味わうことが可能です。
環境への配慮した製品
生地にはオーガニックコットンを使用し、東西線と半蔵門線の路線図をプリントしたカバーが特長的です。染色には無水染色技術を採用しており、安全性にも配慮されています。このように国際的な安全・環境認証も取得しているため、エココンシャスなライフスタイルを送る方にもピッタリです。
お問い合わせ
この魅力的な商品についての詳細は、東京メトロのお客様センターや森製綿所の公式サイトから確認できます。また、購入が希望の方は、全国のふるさと納税ポータルサイトからお申し込みを行ってください。今後も東京メトロは、環境を考えた取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献していく予定です。皆さんもぜひ、この機会に独自の長座布団を手に入れてみてはいかがでしょうか。