SaaS一元管理ツールBundleの新たな顧問に出井伸之氏が就任
Why株式会社は、同社のSaaS一元管理ツール「Bundle」の顧問に、ソニーグループの元CEOである出井伸之氏を迎えることを発表しました。この人事は、今後のBundleのさらなる発展を目指すものです。
出井氏は長年にわたり日本のハードウェアとソフトウェア業界を牽引してきた実績があり、特に1995年から10年間にわたってソニーの経営をリードしてきました。彼はオーディオ業界やホームビデオ部門の責任者を歴任しており、ソニーの革新を推進しました。その後、クオンタムリープ株式会社を設立し、大企業やベンチャー企業の変革支援に尽力しています。出井氏の豊富な経験と知識は、Bundleのさらなる進化に大いに寄与することが期待されています。
SaaSの複雑さを解消
近年、企業においては複数のSaaS製品を導入し、業務の効率化を図る動きが進んでいますが、その反面、アカウント管理が複雑化するという問題も浮上しています。このニーズに応えるため、Why株式会社は「Bundle」の開発を進めてきたのです。
Bundleは情報システム部門や人事部門、総務部門向けに設計された作業自動化ツールです。具体的には、SaaSのアカウント発行や削除作業、アカウントの棚卸しを自動化し、業務の軽減を図ります。年度初めの新人向けアカウント発行や組織改編時のアカウント棚卸し作業を省略できることで、業務の効率化が実現されるのです。
情報システム部門の改革
情報システム部門は、企業のIT基盤を維持管理する重要な役割を担っていますが、日常業務や急な業務に追われ、新しい提案や改善に同じように取り組むのが難しい状況にあります。Bundleによって自動化を進め、人手を介すべきでない作業が排除されることで、情報システム担当者は本来の業務に集中できる環境の整備が期待できます。
引き続き、Why株式会社はBundleの高い技術力を活かし、情報システム業務のさらに具体的な運用の効率化を目指して研究を進め、新たな機能の開発や提供に注力します。
会社概要
Why株式会社は、2021年に設立されたスタートアップ企業で、東京都渋谷区に本社を構えています。代表取締役社長は石橋尚也氏で、SaaS製品「Bundle」の企画、開発、販売、サポートを行っています。今後も企業の情報システム業務をサポートする姿勢を変えずに、顧客のニーズに応えていく方針です。
結論
出井氏の顧問就任を機に、SaaS一元管理ツールBundleのさらなる進化に期待が寄せられています。業務効率化を実現するための新たなツールに、企業はどのように向き合っていくのか、今後の展開に注目です。
会社URL
Why株式会社
Bundle