株式会社PeopleX、AIの評価モデル『Assessment AI』特許取得
新宿区を拠点とする株式会社PeopleX(代表取締役 CEO:橘 大地)は、人事課題の解決を目指して開発したAIの評価モデル『Assessment AI』について、特許を取得したことを発表しました。この特許は、AIとの対話を通じ、自社の基準に基づき各社員のスキルレベルを客観的に評価することを可能にする技術です。この技術を使用することで、公平な評価が実現し、人材育成や組織マネジメントをより効率的に行うことが可能になります。
特許取得の背景
企業の人的資本の評価はますます重要視されていますが、従来の人事評価は、評価者の主観が強く、組織全体での評価の一貫性を欠くことが多いため、スキルや能力の数値化が難しく、客観性が担保されていませんでした。PeopleXが開発した新技術は、この課題を解決するために、社員の言動データをAIが収集・分析することで、組織の特徴を反映した評価を実現します。社員の発言や行動を基にした客観的な評価を可能にし、人材のポテンシャルを最大限に引き出します。
本特許の主な要素
この特許は、以下の主要なプロセスに焦点を当てています。
1.
組織独自のスキル基準のAI学習
組織内で模範とされる社員の発言や評価データをAIに学習させ、組織独自のスキル基準を構築します。
2.
AIとの対話を通じた評価データの抽出
被評価者がAIと会話する際、その内容が記録され、評価に利用されます。
3.
客観的な評価の実行
AIは、集めたデータと組織のスキル基準を照合し、被評価者のスキルレベルを判定します。
4.
評価結果と研修の提案
AIは、評価結果を用いて適切な研修プランを自動で提案します。
例えば、定期的に行われる1on1ミーティングでAIアバターと会話した場合、「粘り強く交渉した」といった発言がAIの評価基準に基づき評価されます。その結果、AIが「この発言は『成し遂げる力』の高い基準であり、評価は4」と判定した場合、その情報は即座に本人および上司に伝えられます。このように、データに基づく客観的な視点から個人の強みを把握し、育成機会につなげることが可能です。
未来への展望
今回の特許取得は、「Assessment AI」の中核機能の一部として位置づけ、今後のサービス向上に活かしていきます。特に、人材育成を支援する「PeopleX マネジメントコンサルティング」において、この技術を活用し、社員の能力を見える化する基盤を築く考えです。これにより、自己発見の機会を提供し、データに基づいた的確な育成を促進することで、より良い組織開発を目指します。
私たちは今後もAI技術の研究開発を進め、人と組織の可能性を広げることで、社会への貢献を続けていきます。
会社概要
- - 法人名:株式会社PeopleX
- - 代表者:橘 大地
- - 資本金:116百万円(資本準備金含む)
- - 所在地:東京都新宿区西新宿2丁目6-1 新宿住友ビル24階
お問い合わせ
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