企業デザイナーが未来を切り拓く!「IN-HOUSE→SOCIAL DESIGN UNIT」の新たな試み
日本の伝統工芸を支える「こけし」をテーマにした特別展示が、伊勢丹新宿店で開催されます。イベント名は「IN-HOUSE→SOCIAL DESIGN UNIT」で、期間は2026年6月17日から6月25日まで。本展示は、富士フイルムとソニーのデザイナーたちが参加し、企業内の力を駆使して社会課題の解決に挑むものです。
未来を見据えた創造的なコラボレーション
このプロジェクトは、電通の「Future Creative Center」と伊勢丹新宿店が協力し、伝統工芸の未来をクリエイティブな視点で照らし出すことを目指しています。参加するのは、富士フイルムのデザインセンターやソニーグループのクリエイティブセンターなど、各社から選りすぐりのインハウスデザイナー6名です。
デザイナーたちは、伝統的なこけしを題材にしながら、新たな解釈や視点で製品を創り上げることを目的としています。これにより、こけしの持つ文化的な価値を現代のライフスタイルに融合させ、その魅力を広める狙いがあります。
伝統と現代の融合
伊勢丹新宿店は、こけし工人との連携を通じて、各デザイナーが生み出したオリジナルこけしを商品化。展示商品には、鳴子こけしをモチーフにしたペンダントライトや、金属製のこけしなどが含まれています。たとえば、鳴子型のペンダントライトは、みずきの木から削り出されたもので、デザイナーはこけしの伝統形状を基に様々な照明器具をデザインしています。
一方、金物こけしは富士フイルムのデザイナーと燕三条の鍛金作家が共作したもので、伝統的な木製のこけしのルーツを銅製のアートピースに再定義しています。そうした新しいアプローチにより、こけしの魅力が現代的な形で引き出されています。
社会的課題に立ち向かうデザイン
近年、伝統工芸は後継者問題や認知度の低下といった厳しい状況に直面しています。そんな中で「IN-HOUSE→SOCIAL DESIGN UNIT」は、企業デザインの力を職人の技と組み合わせ、市場に新たな価値を生み出そうとしています。百貨店である伊勢丹の立場を活かし、商品の展開や販売を通じて、広くお客さまにアプローチし、伝統工芸の新たな可能性を探求します。
開催情報
「IN-HOUSE→SOCIAL DESIGN UNIT ソニーと富士フイルムのデザイナーがうみだした、まだ誰も見たことのないこけしたち」は、伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク/ザ・ステージ#5での開催となります。今後、どのように企業デザイナーたちが伝統工芸の未来を変えていくのか、注目が集まります。
今回の展示は、若い世代が伝統工芸に触れる良い機会でもあります。ぜひお見逃しなく!
すべての価格は税込み表示です。開催内容は変更される場合がありますので、予めご了承ください。