サッポロ不動産、脱炭素目標を前倒しで2024年度達成へ
サッポロ不動産、脱炭素目標を2024年度に前倒し
サッポロ不動産開発株式会社(本社:東京都渋谷区)は、地球環境への配慮と自社保有物件の価値向上を図るため、脱炭素に関する目標を2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)に前倒しで設定しました。この決定により、当社は、CO2排出量を実質ゼロにするという企業の脱炭素の目指す姿を、当初予定よりも1年早く実現することになります。
再エネの取組み
当社は、再生可能エネルギーを利用するための「再エネロードマップ」を自ら策定し、2022年度には代表的な施設である恵比寿ガーデンプレイスの電力を100%再生可能エネルギーに切り替えました。2023年度には、非化石証書を活用して、全保有物件における電力も100%実質再エネ化を達成しています。これにより、当社は電力に関しては脱炭素の前進を果たしましたが、それ以外のエネルギー源からのCO2排出量においては、2025年度の達成を目指していました。
しかし、地球環境保全への強化した取り組みとして、脱炭素の達成時期を前倒しする決定がなされました。今後の取り組みとして、2024年度には電力以外のエネルギーの脱炭素化も進めていく計画です。
具体的な施策と目標
脱炭素達成のための方法としては、非化石証書の購入やCO2クレジットの購入が挙げられます。この施策により、見込みで約21,000トンのCO2削減を実現することを目指しています。非化石証書とは、再生可能エネルギーから発電された電力の価値を証書として切り離したもので、主に太陽光や風力などがその対象です。これにより、当社は化石燃料による電力を電力以外のエネルギーにおいても脱炭素化を図ります。
当社は、テナントに対しても電力の100%実質再エネ化を継続して支援しており、これに伴うコストは全て当社が負担します。環境への負担を軽減する取り組みは、今後も継続されます。
将来的な展望
当社の再エネロードマップでは、2023年度には全保有物件の電力を再エネ化し、2024年度には燃料や熱エネルギーを含む全エネルギーの脱炭素化を達成予定です。さらに、2040年度には自社使用の電力の創エネ化を目指しています。これは、持続可能な社会の実現を目指すための重要なステップであり、ビジョンを掲げて行動している企業としての信念の表れです。
サッポロ不動産開発×地球環境に対する強い姿勢が、今後の持続可能な未来を切り開く重要なカギとなるでしょう。
会社情報
- 会社名
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サッポロ不動産開発株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿 4-20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー4階
- 電話番号
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03-5423-7104