港区南青山に誕生する新たな拠点「.M(ドットミナミアオヤマ)」
株式会社ブッシュクロフィードは、港区南青山三丁目に位置する土地を新たに取得し、複合テナントビルの開発を始めました。このプロジェクトの名称「.M(ドットミナミアオヤマ)」は、地域の独特な文化や環境に根差した新しい価値を提供することを目指しています。土地の取得に伴い、建築条件付きでの売地販売も開始されており、価格は10億5000万円(税込)です。
プロジェクトの背景と意義
ブッシュクロフィードは、「街を面ではなく、点で開発する」ことを基本理念としています。この理念に基づいて、南青山の持つ文化、歴史、自然を建築に反映させ、地域との調和を図る狙いがあります。特に注目すべきは、緑の吹抜や雨水を取り入れたデザインで、反射素材とLow-E複層ガラスを用いることで、街の光や自然を内部に取り入れる仕組みを構築しています。これにより、単なるビルではなく、都市の体験を提供する“都市の体験装置”としての機能が期待されています。
さらに、このプロジェクトでは11の坪庭を設け、季節ごとの変化を空間の中で感じられるようにすることで、静かに存在感を放ちながらブランド価値の高まりを目指しています。
立地の魅力
新プロジェクトの所在地は、港区南青山三丁目で、最寄りの東京メトロ「表参道」と「外苑前」からは徒歩7分という好立地です。周囲には表参道ヒルズや根津美術館など、文化的な施設や商業資源が豊富で、賃料単価の形成にも寄与する環境が整っています。この地域の魅力は、上質な文化と商業の集積に加え、住民や訪れる人々にとって利便性の高い環境を提供している点です。
土地と法規について
このプロジェクトの敷地面積は実測135.56㎡(公簿135.04㎡)で、近隣商業地域および第二種中高層住居専用地域に位置しています。建蔽率は80%・60%、容積率は400%・300%です。また、建物の高さは31m、24mという制限がかけられています。具体的には、提案されている計画では地上6階建てを想定しており、1〜2階は飲食店舗、3〜5階は他の非飲食テナント、最上階の6階には屋上テラスも設ける予定です。
建築家のビジョン
関口貴人氏(関口貴人建築設計事務所代表)は、このプロジェクトに対する思いを次のように語ります。「南青山の歴史や地形に配慮し、人工物と自然が融合する建物を目指しました。かつての環境を思い起こさせる要素を取り入れ、開放的かつ柔らかい空間を創出しています。このプロジェクトが地域の価値を向上させる起点となることを願っています。」
想定される収益のシミュレーション
販売は建築条件付き売地の形態で行われ、売買契約締結後には指定業者との建築請負契約が求められます。販売価格は10億5000万円(税込)であり、店舗や事務所を併設することが可能です。
お問い合わせ
この新しいプロジェクトに関心がある方は、株式会社ブッシュクロフィードの開発営業部(.M担当)までお問い合わせください。物件に関する詳細情報は、公式ウェブサイトや専用ダイヤルを通じて確認できます。ぜひ、この新たな開発プロジェクトの行方に注目してみてください。