#東京都 #渋谷区 #CRM #Veeva #ロシュ社

Veevaとロシュ社、次世代CRMの導入を発表

ライフサイエンス業界向けに特化したSaaSソリューションのリーダーであるVeeva Systems（以下、Veeva）は、スイスの製薬会社ロシュ社（以下、ロシュ）とのパートナーシップをさらに拡大することを発表しました。この提携の一環として、ロシュはVeevaの提供するVault CRMを自社に導入することを決定しました。

Vault CRMは、製薬企業の商業部門における基幹アプリケーション群であるVault CRM Suiteの一部であり、医療分野におけるデジタルトランスフォーメーションの重要な要素となることが期待されています。さらに、VeevaはVaultプラットフォームにAI機能を搭載したVeeva AIを展開しており、このエージェント型AIは業界に特化したソリューションを提供します。

具体的には、Vault CRM向けに開発されたAIエージェントは、Free Text Agent、Voice Agent、Pre-call Agent、Media Agentの4種類があり、2025年12月を目指してサービス提供が開始されます。これにより、よりスマートかつ効率的な顧客とのインタラクションが可能になるとともに、医療従事者が患者に対して個別化されたサポートが提供できるようになることが期待されています。

VeevaのCEO、ピーター・ガスナー氏は、「ロシュとVeevaは長年にわたって強固なパートナーシップを築いてきました。この新たなステージでは、Vault CRMを通じてロシュのフィールドチームにAIを搭載した次世代CRMを提供できることを大変嬉しく思います」とコメントしています。

また、ロシュの最高デジタル・技術責任者であるワファ・マミリ氏も、「Vault CRMを当社のグローバル組織に導入することができ、Veevaとの協力をさらに深められることを大変嬉しく思います。データとAIを活用し、フィールドチームにインサイトを提供することで、医療従事者と患者のより良い関係を築くためのサポートが可能になります」と述べています。

Veeva Systemsは、ライフサイエンス業界向けのクラウドサービスを提供する企業で、これまでに世界中の1,500社以上のバイオ医薬品企業と新興のバイオテクノロジー企業に対してサービスを展開しています。イノベーションを追求し、顧客の成功に貢献することを企業のミッションともしています。また、公開利益法人（Public Benefit Corporation）として、ステークホルダーの利益のバランスを維持することにも努めています。

今後、Veevaとロシュ社の連携がどう進展していくのか、また新たなテクノロジーの導入によってどのように医療現場が変わるのか、目が離せません。詳細については、Veevaの公式ウェブサイトやLinkedInでチェックしてみてください。

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 渋谷区 CRM Veeva ロシュ社

Wiki3: 東京都 渋谷区 CRM Veeva ロシュ社