キャッシュレス社会の進化
2018-08-20 11:01:13
北九州市で進化するキャッシュレス社会、pringアプリが実証実験を開始
北九州市でキャッシュレス社会を進化させる「pring」アプリ
2018年9月1日から、北九州市においてお金コミュニケーションアプリ「pring(プリン)」の実証実験が始まりました。この取り組みは、観光推進や地元経済の活性化を目的としており、特に観光客と地域住民双方のキャッシュレス消費を促進するためのものです。
実証実験の概要
この実証実験は、2018年の9月から12月にかけて行われ、北九州市内のJR小倉駅周辺の各種店舗や商業施設が対象となります。具体的には、QRコード決済の利便性を検証しながら、参加加盟店は順次拡大される見込みです。
「pring」アプリとは?
「pring」は、ユーザー間での送金や決済をスムーズに行えるお金コミュニケーションアプリです。主な特徴としては、次のような機能があります。
1. リアルタイムチャージ:銀行口座からアプリへ即時に無料でチャージ可能。
2. 1円単位での送受金:友人や家族との間で資金のやり取りが1円単位でリアルタイムでできる。
3. QRコード決済:アプリ加盟店での決済をQRコードやバーコードを用いて行える。
4. 振込手数料無料:アプリから自分の銀行口座へお金を戻す際、手数料は一切不要。
これらの機能により、ユーザーは簡単かつ低コストでお金の管理を行うことができるようになります。
今後の展望
「pring」は、この実証実験を通じて加盟店での決済を開始し、利用者基盤の拡大を目指します。これにより、送金や決済が増えることで「お金コミュニケーション」の促進を図る考えです。また、利便性向上のために、さまざまな外部との連携や独自性の高いキャンペーンを展開することが予定されています。
キャッシュレス社会の実現に向けて、「pring」がどういった成果を上げるのか、今後の動向が非常に楽しみです。北九州市におけるこの取り組みが、他地域にも波及することを期待しています。
この実証実験が成功裏に進んでいけば、日本国内のキャッシュレス化もさらなる進展を見せてくれるでしょう。地域経済の活性化はもちろん、利用者の利便性も向上することが確実です。
会社情報
- 会社名
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株式会社pring
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷三丁目21番3号渋谷ストリーム
- 電話番号
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