日本に住む韓国人デザイナー、郭承根さんがゲストとして登場するラジオ番組「日暮里ゼミナール」の第16弾が近日中に配信されます。この番組は、キャリアやカルチャーについて学ぶプラットフォームとして、多様なゲストを招き、リスナーと共に成長していくことを目指しています。
郭承根さんは、韓国・京畿道出身であり、韓国の美術大学を卒業後、日本に移住して4年半の間、様々なデザインプロジェクトに関わってきました。彼は最初はパイロットを志望していましたが、高校時代に進路を変え、デザイナーとしての人生を選びました。この選択がどのように彼のキャリアに影響を与えたのか、リスナーは前編に注目することで、その詳細を知ることができるでしょう。
番組の構成はメイン回と補講回に分かれており、郭さんの前編は9月13日に配信され、後編は9月27日になる予定です。前編では、彼がどのように日本を就職先に選んだのか、その背後にあるエピソードについて話します。また、彼のデザイナーチーム「ROUNDHOUSE」についても触れ、国内外の様々なプロジェクトでどのようにデザインを手掛けているかが紹介されます。
彼のビジョンは、韓国の地方観光のブランディングに対する関心にあり、特にソウルや釜山以外の地域の魅力を外国人に知ってもらいたいと考えています。K-POPやファッションが世界的に注目されている一方で、よりディープな体験を提供することが必要だと語ります。つまり、観光地のブランディングを強化し、国内旅行が魅力的になるような取り組みを推進していきたいという意欲を示しています。
「日本でのデザインの優れた点は観光地のブランディングだと思っています」と郭さんは語ります。韓国の地方には認知度の低い面白いスポットがたくさんあり、これを広めていくことが彼にとっての挑戦です。地方の観光地が国内の人に愛され、再訪を促すようなブランド作りを進めることが彼の目標の一つです。
このように、郭承根さんはデザインを通じて文化を発信し、韓国と日本のより良い関係構築に寄与しようとしています。彼の背景や思想は興味深く、多くの人にとって刺激的な内容となるでしょう。ぜひ「日暮里ゼミナール」をチェックして、彼の思いや活動を直接耳にしてみてください。番組は各種Podcastで聞け、以下のリンクからアクセスできます。
▶ラジオ配信先: https://lit.link/nipporizemi
今後の展望にも注目が集まる郭承根さんの特集は、カルチャーとデザインが交差する新たな視点を提供します。新しいアイデアを取り入れる姿勢が、リスナーにさらなるインスピレーションを与えてくれるでしょう。