株式会社スタメンがアトツギ企業向け新パッケージ「TUNAGアトツギプラン」を発表

アトツギ企業の組織課題を解決するため、株式会社スタメンが新たに「TUNAGアトツギプラン」を正式にリリースしました。この新パッケージは、老舗企業とスタートアップが共創するコミュニティ「TAKIBI&Co.」との連携を通じて開発されたものです。

TAKIBI&Co.と共創プロジェクトの背景

TAKIBI&Co.は、アトツギ企業とスタートアップの交流を促進するために設立されたコミュニティです。このコミュニティは、双方がビジネスマッチングではなく、長期的な友好関係を築くことを目的としています。2023年7月に発足以降、20社以上が参画し、2025年には大規模イベント『タキビコフェストーキョー』の開催も予定されています。

スタメンは「TUNAG」プラットフォームを通じて、アトツギ企業の理念浸透や従業員エンゲージメントの向上を図ってきました。プロジェクトの中でアトツギ企業が抱える組織課題を浮き彫りにしました。

直面する組織課題

アトツギ企業は以下のような課題に直面しています。

- トップが交代すると、権限移譲が形式的になり、実質的な意思決定が前代や古参社員に偏ってしまうことが多い。
- 新しい方針に対して「今までのやり方に満足」という声が上がりやすい。
- 組織の価値観が多様化し、先代の権威に依存することが難しくなっている。

このような背景を踏まえて、アトツギ企業が組織課題に向き合う「TUNAGアトツギプラン」を開発しました。

TUNAGアトツギプランの概要

新しいパッケージは、アトツギ企業が「歴史を紡ぎ、組織を変え、仲間とともに学ぶ」ためのプランです。具体的には以下の取り組みを行います：

1. 歴史と想いの継承
創業者や前任者が築き上げた文化や価値観を、デジタル技術を活用して継承し、常にアクセスできる資産として整備します。メッセージ発信やアーカイブ機能を通じて、企業の成り立ちを可視化していきます。

2. 理念の再定義と浸透
組織運営の核となる理念やビジョンの再設計を行い、従業員に対する浸透を目指します。社長メッセージやワークショップを通じて、企業の存在意義を明らかにします。

3. 行動変容によるカルチャー刷新
理念を実際の行動に結びつけ、日々の業務に根付かせるための施策を導入します。

4. アトツギでつながるコミュニティ連携
同じ志を持つ企業との交流を促進し、孤独感を軽減する「越境の場」を提供します。