大阪府主催の次世代アートプロジェクトが注目を集める
2025年4月26日、大阪府咲洲庁舎にて若手クリエイター向けの「SAKISHIMA LIGHTING ART」説明会兼ワークショップが開催されました。このイベントは、大阪府が主催するデジタルアートプロジェクトで、さきしまコスモタワーの北側外壁にレーザーマッピングを施すものです。29歳以下の若手クリエイターを対象にした作品公募も行われており、その前にワークショップが実施されました。
このワークショップには、11組、総勢19名の参加者が名を連ねており、業界の第一線で活躍する講師陣の指導を受ける貴重な機会となりました。参加者たちは次世代の映像演出を体験しながら学び、プロの制作マインドに触れることができたと口を揃えています。参加者からのアンケートでは、「他の方の作品を見られたことで、制作のヒントを得られた」「初心者でも挑戦できる部分が多く、非常に嬉しかった」といった感想が寄せられました。
リアルな制作体験で学び、挑戦する
このプロジェクトは、単なる映像コンペにとどまらず、エントリーしたクリエイターやアーティストは、レーザーマッピングワークショップ(MadLaser基礎編)を無料で受講できます。現在はワークショップは終了しましたが、エントリーを行った方には、アーカイブを視聴できる特典があります。
参加者が応募した作品から選ばれた場合、実際にさきしまコスモタワーのビル壁面に投影されるという夢のような機会に挑戦できます。学びと実践が融合するこのプロジェクトは、次世代アートとして多くの注目を集めています。
公募の詳細
公募は、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に基づいています。テーマは「いのち」「未来」「輝き」で、参加資格としては29歳以下の国内在住者が求められ、映像制作のスキルを有することが条件です。選考された作品は、北側外壁に10作品程度投影される予定です。
参加方法とエントリー締切
- - 参加費: 無料
- - エントリー締切: 2025年6月1日
- - データ提出締切: 2025年6月15日
また、選ばれたチームにはマッピングソフトMadMapper及びMadLaserのライセンスが贈呈される特典も用意されています。
まとめ
この「SAKISHIMA LIGHTING ART」ワークショップは、大阪府が若手クリエイターを応援し次世代アートを育てるための重要な取り組みです。参加者が制作の楽しさと難しさを体感し、将来的なキャリア形成に繋がることが期待されています。