山崎怜奈が語る、子どもの夢を守るための親の在り方

新しいテレビの形「ABEMA」では、12月24日（火）夜9時から『ABEMA Prime』が生放送され、見逃し配信も行われました。この番組では、子どもが「サンタクロースって本当にいるの？」と尋ねたとき、どのように答えるのが良いのかについて深く掘り下げました。番組のMCであるタレントの山崎怜奈さんは、このテーマに対して自らの体験を交えながら独自の見解を述べました。

山崎さんは、小学校高学年のころの記憶を振り返り、サンタからのプレゼントがもらえなくなるかもしれないという不安を抱いていたことを明かしました。「親が一生懸命プレゼントを用意しているのに、その気持ちを無駄にする必要はない」と考え、自分の気持ちを明かさなかったという。そこで彼女が考えていたのは、サンタクロースの存在を信じることが、自分の子ども時代を楽しむために大切な要素だったということです。

また、山崎さんが語った幼少期のエピソードが、視聴者の心を引きつけました。「父がサンタの現在位置を追跡するサイトを教えてくれた。『ブラジルにいるよ』、『今は中国にいるからもうすぐ日本に来る』と話しながら、サンタがひとりで世界を回るのは無理があると考えていた」と、彼女の想像力がどのように育まれたのかを示しています。山崎さんは、このように子どもたちが楽しむ「余白」を大切にするべきだと語りました。

さらに彼女は、「私の親は、サンタの話に限らず、私が感じたことに対して直接的な答えを与えず、まずは私に理由を考えさせてくれた。発想力や好奇心を育てるためには、子ども自身の考えを大切にすることが重要だと思う」と述べ、サンタに関する話題が子どもにとって自己発見の機会であると強調しました。

この意見に対し、お笑い芸人の千原せいじさんも自身の見解を加えました。「坊さんから言わせてもらいますよ」という言葉から始まり、周囲を幸せにするための嘘の重要性について語りました。「噓も方便という言葉があって、周囲の人に喜びをもたらすなら、時には嘘をついてもよい」との意見には、共感を呼ぶ部分も多いでしょう。ただし、彼は自身の子どもに対しては、「サンタさんにお願いするより、パパやその友達に欲しいものを言った方が早いよ」と冗談を交え、笑いを誘いました。

このようにして、『ABEMA Prime』は、子どもたちの夢を守るための意義深いポイントを探求しました。放送された内容は、現在「ABEMA」の見逃し配信でも視聴可能ですので、ぜひチェックしてみてください。