ハートシードにおける新たな刷新、高野六月氏がCFOに就任し心筋再生医療の未来を切り開く

ハートシード新体制の幕開け

2020年9月14日、Heartseed株式会社は高野六月氏を取締役CFOに就任させることを発表しました。高野氏はその豊富な経験を活かし、心筋再生医療の新たな分野において、企業の成長を支える重要な役割を果たすこととなります。

Heartseedのビジョン

Heartseedは、iPS細胞を用いた心筋再生医療に特化した企業であり、重症心不全患者に新たな治療法を提供することを目的としています。これまでは心臓移植が唯一の選択肢だった患者に、独自に開発した心筋球（HS-001）を用いることで新しい治療の可能性を拓こうとしています。

2020年8月27日には、慶應義塾大学との共同研究により、重症心不全患者を対象とした臨床研究が厚生労働省から承認され、今後さらなる進展が期待されています。高野氏の就任は、こうした臨床試験にまつわる財務戦略やガバナンスの強化を図るための重要なステップと位置づけられています。

高野六月氏のプロフィール

高野氏は、三井物産において国内外でのビジネス経験を積み、特にアジアやアメリカ、イギリス、中国、インドなど多様な市場での運営に携わってきました。その後、バイオテック業界に移り、創薬ベンチャーのCFOとして企業価値向上に寄与する経験を持っています。再生医療・バイオテック分野への貢献にも期待が寄せられています。

代表取締役のコメント

福田恵一代表取締役社長は、高野氏の就任に際し、「Heartseedにとって高野氏を迎え入れることは大変嬉しく思っています。経営体制をさらに強化し、心筋再生医療の新たな領域を切り拓くことで、患者様に貢献できることを目指します」とコメントしています。

高野氏も、「この独創的な技術を持つHeartseedに参画できることを嬉しく思っており、重症心不全の患者様や当社の株主様など、すべてのステークホルダーに価値を届けるよう尽力します」と意気込みを述べています。

Heartseed株式会社の概要

Heartseedは2015年に設立され、iPS細胞を基にした心筋再生医療を推進しています。東京都新宿区に本社を置き、今後も国内外での治験準備や臨床開発を進めていく計画です。

重症心不全患者のための新たな治療法の開発において、高野六月氏のリーダーシップのもと、Heartseedはさらなる飛躍を夢見ています。これからどのような成果を上げるのか、大いに注目されます。