医療介護の革新
2015-09-15 09:00:02
医療・介護業界に革新!プロアスとブレインハーツの提携発表
医療・介護業界における新たな取り組み
株式会社プロアスは、医療・介護の現場における問題解決に向けて、新たな挑戦を開始しました。大阪を拠点とする同社は、東京に本拠を置くブレインハーツ株式会社と業務提携を結び、Salesforce1 Platformに基づいたクラウドソリューションの提供を発表しました。医療と介護が直面する課題に対応するための重要な一歩です。
超高齢化社会の現状
日本はこれまでに経験したことのない超高齢化社会に突入しています。2025年までには65歳以上の人口が3人に1人に達すると予測されており、医療従事者不足はますます深刻になることが予想されています。厚生労働省のデータによれば、必要とされる看護師や介護職員は、2025年までに著しい増加が求められていますが、現実はそれに追いついていないのが実情です。
医療・介護現場の課題
在宅医療と在宅介護が推進されていますが、実際には医療スタッフ間や医師との連携が不十分な状況が続いています。このような環境では、患者に必要な医療サービスをスムーズに提供することが難しく、質の高いケアを実現するためには情報共有と連携の強化が求められています。
プロアスの新たなソリューション
株式会社プロアスは、医療業界に特化したシステム開発の技術と、ブレインハーツのクラウド技術を活かして、医療と介護の現場を支援する新しいソリューションを展開します。まずは、Salesforceへのウェアラブル端末連携サービス「believe」を発表し、Apple Watchなどのデバイスを使用して医療データを簡単にクラウドに記録できるシステムを提供します。これにより、医療スタッフはリアルタイムで患者の情報にアクセスでき、迅速かつ効率的な対応が可能となります。
新しい医療の形
「believe」は、医療情報の管理を簡素化し、看護師や介護士と医師とのコミュニケーションを円滑にすることを目的としています。このシステムは2015年9月にサンフランシスコで開催される世界的なイベント「Dreamforce 2015」で紹介される予定ですが、今後の展開にも大きな期待が寄せられています。
ブレインハーツの役割
ブレインハーツ株式会社は、クラウドサービスの開発に特化し、ITソリューションを提供する企業です。特に、Salesforceを活用したアプリケーションの開発に定評があります。今回の提携により、両社は最新のクラウド技術とウェアラブルデバイスを駆使して、新たな医療介護ソリューションの展開を加速させることが期待されています。
今後の展望
プロアスとブレインハーツの協業により、医療と介護の現場における課題がどのように解決されていくのか、また新たな技術がどのように活用されるのか、目が離せません。超高齢化社会に向けた革新的なアプローチは、今後ますます重要になるでしょう。両社の取り組みが、医療と介護の未来を支える重要な鍵となることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社プロアス
- 住所
- 大阪府大阪市淀川区西宮原1-5-33新大阪飯田ビル4階
- 電話番号
-
06-6396-8601