フューチャーが幕張メッセで製造業向けサイバーセキュリティ展に出展

フューチャーが製造業向けサイバーセキュリティ展に出展

フューチャー株式会社（代表取締役会長兼社長グループCEO 金丸恭文）は、2025年7月9日（水）から11日（金）までの3日間、幕張メッセで開催される第37回ものづくりワールド「製造業サイバーセキュリティ展」に出展します。この展示会は、製造業に特化したサイバーセキュリティ対策の推進を目的としており、IT製品やソリューションが数多く集まります。

フューチャーは、30年以上の歴史を持つITコンサルティング企業であり、特にサイバーセキュリティに関する専門チーム「サイバーセキュリティイノベーショングループ」が在籍しています。このグループは、企業全体のセキュリティ戦略を設計し、脆弱性管理ソリューション「FutureVuls」をはじめとする多彩なセキュリティコンサルティングサービスを提供しています。

「製造業サイバーセキュリティ展」は、ITやDX製品に取り組む企業や、部品、設備、装置、計測製品などを扱う企業による、日本最大級の製造業展示会の一部を成しています。今回の東京での開催は前例がなく、非常に注目されています。

最近では、経済産業省が「サイバー・フィジカル・セキュリティ確保のためのソフトウェア管理手法等検討タスクフォース」を設置し、SBOM（ソフトウェア部品表）の活用が重要な議題として取り上げられています。EUでは、サイバーレジリエンス法が施行されるなど、世界各国でサイバーセキュリティリスクへの対策が強化されており、製造業においてもサプライチェーン全体でのセキュリティ確保が求められています。

フューチャーは、今回の展示会で「FutureVuls PSIRT」に焦点を当て、デモンストレーションを行います。このソリューションは、SBOMの作成や管理、脆弱性対策への活用を通じて、セキュリティ担当者の業務負担を軽減しつつ、効率的な運用を実現します。

「FutureVuls」は、システムの脆弱性を検知し、情報収集や対応判断、タスク管理、パッチ適用を無駄なく一元化し、自動化を進める仕組みを提供します。年間数万件以上が公開される脆弱性情報のうち、管理下のシステムに関連するものだけを抽出し、可視化することで、工数を削減し、効果的な運用を促進します。特に「FutureVuls PSIRT」は、製造業におけるPSIRT（Product Security Incident Response Team）業務を専門的に支援することを目的としています。