中部国際空港が「健康経営優良法人2025」に初認定！本格的な取り組みとは

中部国際空港、健康経営優良法人2025に認定

中部国際空港株式会社はこのたび、経済産業省と日本健康会議が連携して推進する「健康経営優良法人2025（大規模法人部門）」に初めて認定されました。この認定は、企業が社員の健康管理に積極的に取り組む姿勢が評価されるもので、健康経営の先進的な実践が求められます。また、今回の認定は「社員が安心して働ける環境づくり」を重要な経営課題と位置づけた成果となったと言えます。

健康経営とは

「健康経営」とは、企業が社員の健康を重視し、その向上を図る経営手法です。これにより、社員の生産性や職場環境が改善され、企業全体の活力も増すことを目的としています。健康経営優良法人制度では、特に優れた健康経営の実践を行っている法人が認定され、社会的な評価を受ける仕組みとなっています。

中部国際空港の取り組み

中部国際空港はこれまでにも、社員の健康を維持・増進するために様々な活動を行ってきました。具体的には、健康セミナーやウォーキング大会の参加を通じて、健康意識を高める取り組みを行っています。特に、2024年度からは社内に常駐する保健師の増員を図るなど、社員一人ひとりに寄り添った健康支援を強化しています。

健康セミナーとウォーキング大会

健康セミナーでは、専門家を招いての健康管理や生活習慣病予防に関する情報を提供し、社員の健康意識を喚起しています。また、健康保険組合が主催するウォーキング大会への参加を促進し、社内での交流を深めつつ、健康維持に貢献しています。これにより、社員同士のコミュニケーションが活性化し、職場環境がより良くなっています。

保健師の常駐化

さらに、社員一人ひとりの健康課題にきめ細やかに対応するため、保健師を社内に常駐させる施策を実施しました。今年の3月からその体制が整い、社員が気軽に相談できる環境をつくることで、より効果的な健康管理が可能となります。これらの努力は社員の心身の健康を支えるだけでなく、企業全体の生産性向上にも寄与しています。