株式会社HQ、新たな挑戦
株式会社HQ(エイチキュー)は、福利厚生の新しい形を目指して2026年までに7つの新製品をリリースすると発表しました。これに合わせて、片岡秀公、今泉陽登、円城寺博の3名が新規事業責任者として就任しました。この人事は、HQのビジョンである「福利厚生をコストから投資へ」の実現に向けた重要なステップと位置付けられています。
新規事業責任者のプロフィール
片岡秀公
2016年度未踏プロジェクトのスーパークリエータとして知られる彼は、起業経験後に弁護士ドットコムでメディア事業に関わり、Reproではアプリ集客の支援を手掛けました。片岡氏は、福利厚生が「仕事とは関係ないもの」として捉えられることに対し、HQが提唱する「Work-life Synergy」を実現するための取り組みに強く共感し、参加を決意しました。多様なユーザーのニーズに応えながら、新しい福利厚生の未来を築く意向を示しています。
今泉陽登
彼は三菱重工業での研究職を経て、PRONIでカスタマーサクセスやマーケティング等に従事しました。組織の強さと、個々の価値観を尊重した上での規律の重要性を痛感した彼は、HQの「Work-life Synergyを実現する福利厚生」に共感し、入社を決意しました。従業員が自由に働ける環境を提供することで、会社の成長にも寄与したい考えです。
円城寺博
楽天でのエンジニア経験を持つ円城寺氏は、リクルートで新規事業を牽引後、メルカリに移籍。メルペイやメルカリハロの立ち上げに貢献しました。彼はHQのビジョンに強く共鳴し、福利厚生のパラダイムを変革するプロジェクトに挑戦する決意を固めました。
7つの新製品とスケジュール
新しいプロダクトは、代表的なものとして以下の7つがあります。
1.
コーチングHQ(2025年2月予定): 法人向けの本格的なコーチング制度で、目的に応じた柔軟な制度設計が可能。
2.
インセンティブHQ(2025年春予定): 社員のモチベーションを高める多彩なポイントシステム。
3.
トクトクHQ(2025年秋予定): 従業員に支持される新しい割引クーポン制度。
4.
社内制度HQ(2025年冬予定): さまざまな社内制度を一括管理し、社員にわかりやすく提供。
5.
子育てサポートHQ(2026年春予定): 子育て支援のワンストップサービス。
6.
サンクスカードHQ(2026年予定): 社員同士の感謝や賞賛を促進する文化を醸成。
7.
書籍ラーニングHQ(2026年予定): 自動化された書籍購入体験で、効率的な制度運用を支援。
これらの新製品は、社員の働きやすさや企業文化の向上を目指し、ユニークな体験を提供します。
今後の展望
代表取締役の坂本祥二氏は、これまでにないEX(Employee Experience)プラットフォームを目指し社内起業家の重要性を強調しています。HQは新しい福利厚生の領域をリードし、働く人々と企業の可能性を最大化する未来を見据えて動いています。事業責任者たちの情熱と取り組みは、HQのビジョンを体現するものであり、福利厚生の革新に向けた取り組みは今後も続くでしょう。