新宿伊勢丹で鰐部マリエの初個展が開催、カオスな都市を描く

新宿伊勢丹での鰐部マリエ初の個展

2023年6月25日から7月1日まで、伊勢丹新宿店6階アート＆フレームにて、モデル出身のイラストレーター、鰐部マリエの作品展が開催されます。この個展は、彼女にとって新宿では初めての試みとなり、前回の横浜での成功を受けた第二弾です。

彼女はチリに在住していた経験を経て帰国し、その視点から見た新宿の街を元にした約40点の作品を展示します。特に注目すべきは、本展のために新たに描き下ろした「新宿」をテーマにした新作シリーズです。カオスな都市生活を情熱的な色彩で表現したこれらの作品は、見る者に強いインパクトを与えます。

新宿の魅力を多彩に映し出す作品

新宿はその日常の中で、あふれるエネルギーと多様性を持った街です。鰐部マリエは、こうした街のダイナミズムを自身の芸術の中に反映させています。カオスな環境の中にも人間味を感じさせる作品群は、街へのオマージュとして鑑賞者の心を惹きつけ、過去の懐かしい記憶を呼び起こす力を持っています。

本展では、「懐かし横丁」と題された原画や、サングラスを掛けた犬が描かれたシリーズ作品など、様々なスタイルのアートが展示されます。これらの作品は、観る人々に温かさや心の奥底にある感情を語りかけ、五感に訴えかけるものとなるでしょう。

作家との直接の交流の機会

また、特別企画として、6月28日（土）には作家自身が来場し、サイン会が開催される予定です。この貴重な機会に、鰐部マリエの生の声やエネルギーを感じられることでしょう。アートに興味がある方はもちろん、彼女の作品に触れたことがない方も、新しい視点から「新宿」を体感できる機会です。

アートが日常をどう刺激するのか

鰐部マリエの作品を通じて、アートがいかに日常生活を彩り、刺激的に変えることができるのかを実感できる展覧会です。「新宿の今」を、彼女ならではの視点で再構築された作品群を通じて、ぜひその目で確かめてみてください。心の奥の無邪気な記憶が蘇る瞬間が、きっとあなたを待っています。

アートはいつの時代も、私たちの暮らしに新しい感覚を与えてくれるものです。これを機会に、伊勢丹新宿へ足を運び、鰐部マリエから発せられるメッセージを直接受け取ってはいかがでしょうか。