民泊運営の新たな形
2019-02-19 14:52:30
Japan.asset managementとmatsuri technologiesが連携し民泊事業を加速させる新サービス展開
Japan.asset managementとmatsuri technologiesが民泊事業で連携
Japan.asset management株式会社(以下、Jam)は、民泊運営ツールを展開しているmatsuri technologies株式会社(以下、matsuri)と業務提携を結び、新しい民泊事業のワンストップサービスを開始しました。これにより、オーナーや投資家に向けた包括的なサポートを提供することを目指しています。
ワンストップサービスの内容
Jamは自社の設計施工、マーケティング、商品企画などの専門知識を活かし、matsuriの民泊オペレーションのノウハウと組み合わせています。この提携によって、空きビルや空き家のオーナーに対して、法的検証からマーケティング、商品企画、ハードの改修、用途変更の設計、施工までを一括で請け負うサービスを提供します。
このサービスは、民泊事業において物件の借上げや運営受託を行う際に非常に有効です。両社は今後、空きビルや空き家を活用し、年間100棟の民泊物件の開発を目指しています。これは、地域活性化や観光振興に寄与する大きなステップとなるでしょう。
セミナーの実施
業務提携を発表するプレスリリースに先駆けて、Jamとmatsuriは2月5日に「中小ビル再生レクチャー」を開催しました。この講座では、ホテル、民泊、小規模シェアハウスの運営手法について、オーナーや不動産会社向けに深い知見を共有しました。18社の企業や個人が参加し、今後の業務展開に向けた意見交換が行われました。
さらに、2月20日には大阪で同様のイベントを予定しており、関西を中心に業務拡大を狙っています。特に、空き家問題が深刻化する中で、民泊事業がどのように地域経済に寄与できるのかが、今後のカギとなるでしょう。
matsuri technologiesの民泊運営ツールとは
matsuriが展開する「m2m Systems」は、国内最大の民泊管理ツールであり、登録件数は18,000施設を超えています。複数のAirbnbアカウントを制限なく管理でき、運営にかかる手間を大幅に削減します。これにより、事業者はゲストからのメッセージ対応やトラブル対処、清掃業務などの負担を軽減でき、より効率的に運営を行うことができます。
Inc-lineについて
また、Jamが運営する「Inc-line」は、都市や地域の課題解決のためのメンバーシップ型リノベーションラボです。このプロジェクトでは、自治体や不動産オーナー、企業からの依頼に基づき、様々な分野の専門家が集まってオーダーメイドのプロジェクトチームを組織し、課題解決に取り組みます。matsuriもこのネットワークに参加しており、今後のスキルやノウハウの発展が期待されます。
まとめ
Japan.asset managementとmatsuri technologiesの提携は、新たな民泊事業の形を示す一歩です。空きビルや空き家の問題が解決されることで、地域社会全体が活性化することが期待され、多くの人々が新たな形の宿泊体験を楽しむ日が訪れるかもしれません。今後の展開に注目です。
会社情報
- 会社名
-
Japan.asset management株式会社
- 住所
- 東京都品川区上大崎2-13-14M-Haus 4F
- 電話番号
-
03-5795-0238