伊東塾が関西初開催
東京都渋谷区を拠点とする株式会社シアターワークショップが、2024年10月25日(金)に関西で初めての劇場セミナー『伊東塾』を開催します。タイトルは「シアターコンプレックス」。
このセミナーは、上演だけではなく、作品を創り上げる場としての劇場の重要性を強調するものです。伊東正示氏、シアターワークショップの代表であり、総合劇場プロデューサーとして知られる彼が講師を務めます。
理想の劇場
伊東氏は、理想の劇場像を描いています。それは、シネコンの小劇場版ともいえる「シアターコンプレックス」です。彼のビジョンは、ただ上演するだけでなく、日々劇団員が集まり、創作プロセスを共有し、互いに刺激を与え合う場を作ること。このような空間があれば、観客は新たな創造の現場を目にすることができ、演劇ファンにとって何よりの楽しみになることでしょう。
開館1周年の扇町ミュージアムキューブ
今回の『伊東塾』の会場となる扇町ミュージアムキューブは、開館から1周年を迎えたばかり。10の空間を利用したこの劇場では、演劇、映画、展示、稽古と多彩な活動が行われています。これにより、様々な劇団が同じ場所で活動できることで、新たな出会いや交流が生まれます。
イベント詳細
セミナーは、現地参加とオンライン配信の両方で行われ、18:30に開場、19:00が開始です。料金は現地参加が2,500円、懇親会付きで4,500円、オンライン参加が1,500円、学生は1,000円と、幅広い層が参加しやすい設定となっています。特に学び舎である大学生にとって、劇場の創造過程を直に見ることができる機会は貴重です。
講師のプロフィール
伊東正示氏は、1952年生まれ。早稲田大学建築学科を卒業後、大学院では劇場建築を研究。また、1983年にシアターワークショップを設立し、300件以上の劇場やホールのプロジェクトに関与してきました。その経験を活かし、参加者にとって有意義なセミナーを提供することが期待されています。
お問い合わせと参加方法
このセミナーの詳細やチケットの購入は、
公式サイトをご覧ください。また、現地参加とオンライン参加の両方に対応しており、参加者は自分のスタイルに合わせて選ぶことができます。見逃し配信も用意されているため、セミナーの内容をあとからじっくり楽しめます。
この機会に、自らの劇場理念を磨き、未来の演劇について語る場にぜひご参加ください。劇場がつなぐ新しい出会いと、シアターの未来を切り開く一歩となることでしょう。