グリーンコキアが彩る夏の風景
福岡県福岡市に位置する国営海の中道海浜公園では、見事なグリーンコキアが観賞に最適な時期を迎えています。約2,000株のコキアが鮮やかな緑色に彩られ、まるで自然の中に浮かぶ緑のマットのような光景が広がっています。この魅力的なスポットは、夏の訪れを感じさせる風物詩として、多くの観光客を引き寄せています。
コキアはホウキギ科に属し、乾燥したユーラシア大陸が原産地です。公園内の虹の花壇や彩りの花壇では、特に美しい姿を見せており、訪れる人々の目を楽しませています。見頃の期間は9月の上旬までで、その後は少しずつ色づき始め、10月には真っ赤に紅葉する様子も楽しめます。訪れる際はその変化を見逃さないようにしましょう。
PlayCafeでのひと息
コキアが並ぶ幻想的な光景を楽しむだけでなく、同公園内の‘PlayCafe’では、コキアをイメージしたスイーツやドリンクを楽しむことができます。特におすすめは、コキアそっくりのフォルムを持つ「かき氷抹茶」。税込500円で購入可能なこのかき氷は、涼しさと共に見た目でも楽しめる一品です。
さらに、新商品の「オリジナル夏レスカ」は、志賀島産のはちみつと玄界灘産の塩を使用しており、爽やかな味わいが特徴です。税込400円で提供されており、暑い夏にぴったりな一杯です。テラス席に座り、涼やかな風を感じながらコキアの美しい景色を眺めると、心地よい癒しの瞬間を味わえます。
四季折々の魅力
国営海の中道海浜公園は、博多湾と玄界灘の二つの海に囲まれた砂州状の地形に位置しており、広大な敷地面積は約350ヘクタール。四季折々の花や、かわいい動物たちとふれあえる「動物の森」もあり、訪れる人々には様々な楽しみ方があります。公園内にはリスザルやカピバラ、カンガルーなど、多様な動物と触れ合えるエリアも設けられており、家族連れにも人気です。
また、2022年3月には『憩う・学ぶ・遊ぶ』をテーマにした滞在型レクリエーション拠点が「光と風の広場」として新たに登場しました。これにより、国営海の中道海浜公園はさらに多様な楽しみ方ができる、魅力的なスポットになっています。
これからの時期、コキアの変化を楽しみながら公園内を散策し、PlayCafeでのひとときを楽しむのはいかがでしょうか。心温まるコキアの風景と、美味しいスイーツがあなたを待っています。