介護人材不足解決へ
2020-07-14 09:00:55
グローバルトラストネットワークスとICHIGOICHIEが手を組む!介護人材不足解決へ向けた新たな取り組み
介護人材不足を解消するための新たな協業
日本における少子高齢化の進展は、介護業界に深刻な影響を与えています。政府のデータによると、2025年までに約34万人の介護人材が不足すると予想されています。この問題を解決するため、株式会社グローバルトラストネットワークス(GTN)とICHIGOICHIE CONSULTING, INC.が包括的な業務提携を結びました。
提携の目的
この提携の主な目的は、介護事業者にとっての喫緊の課題である人材採用難の解決を図ることです。特に、フィリピンから優れた外国人介護職員を日本に招き、その就労を促進するための活動に力を入れることとなります。
両社は、それぞれの専門性を生かし、介護職員の活用を支援するために共に取り組みます。具体的には、教育や人材確保のためのセミナーの共催や、フィリピンでの介護人材育成プログラムの強化、さらには特定技能制度に関連するサービスの開発などが予定されています。
特定技能制度の活用
政府は昨年、新たな在留資格「特定技能」制度を導入しました。これにより、外国人が日本で合法的に就労しやすくなることが期待されています。
本提携では、この特定技能の枠を最大限に活用し、5年間で約6万人のフィリピン人介護職員を日本の介護業界に受け入れることを計画しています。これにより、日本の制度への認知度を高め、外国人介護職員の価値向上を図ります。
ICHIGOICHIE CONSULTING, INC.の役割
ICHIGOICHIEはフィリピン人材特化型のコンサルティング会社で、フィリピン全土に広がるネットワークを生かして人材の確保と育成に努めています。ジョブフェアの開催や大学インターンシップなど、日本の介護業界向けに様々な支援を展開しています。また、日本語教育やビジネスマナーの教育にも力を入れており、オリジナルの日本語教育アプリも提供しています。
グローバルトラストネットワークスの役割
一方、GTNは「外国人が日本に来てよかったをカタチに」を掲げ、生活支援サービスの提供に取り組んでいます。家賃債務保証や不動産仲介、就職支援など多岐にわたるサービスを展開し、社員の約70%が外国籍メンバーで構成されています。異なる文化や言語に精通したスタッフが、多様なニーズに応えています。
この協業により、両社は外国人介護職員の受け入れを広げると同時に、介護に必要な人材の質を向上させることを目指します。具体的な活動が始まることで、介護現場の人手不足の解消が進むことが期待されます。
未来への期待
今後、GTNとICHIGOICHIEの協力によって、日本の介護業界への外国人材の受け入れが進むことは、介護人材不足問題の解決への重要な第一歩です。この取り組みが成功すれば、日本における介護サービスの質向上にも寄与することでしょう。
この業務提携は、ただの人材紹介にとどまらず、教育や文化交流の側面も含めた包括的なサポートを行うことを目指しています。両社の今後の活動に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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ICHIGOICHIE CONSULTING, INC.
- 住所
- 広島県福山市沼隈町常石1083番地神原ビル 2F
- 電話番号
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084-987-1527