茨城トヨペット、GR86/BRZ Cup第4戦で表彰台を獲得！中山雄一選手が3位に輝く！

茨城トヨペット、GR86/BRZ Cup 第4戦で表彰台獲得！中山雄一選手が3位に輝く！

7月14日（日）に富士スピードウェイで開催されたTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup 第4戦決勝レースで、茨城トヨペットレーシングチームからプロフェッショナルシリーズに出場した中山雄一選手が3位を獲得しました。今季初の表彰台獲得という快挙を達成しました。

中山選手は3番手からのスタートでしたが、ブリヂストン勢のホイールスピンの影響で順位を落とし、一時5番手に後退。しかし、持ち前の粘り強い走りで順位を上げていき、最終ラップではトップ2台に迫るシーンもありました。惜しくも逆転はなりませんでしたが、今季最高位の3位を獲得し、表彰台に上がりました。

レース後、中山選手は「スタートで気合を入れすぎてホイールスピンをしてしまい、順位を落としてしまった。しかし、3周ぐらいしたらペースが良くなり、2台は簡単に抜けた。トップ2台はやっぱり速かった。追いついたけど、ちょっと足りなかった。あと10周欲しかった、いや、あと2周でも良かったですね。だから、組み立てとしては良かったですが、最後の最後に気合が空回りしていました。次の十勝は去年悪くなかったので、今回もいいところはあったから、十勝でもまた頑張ります」とコメントしました。

チームの高橋エンジニアは「レース2で予選の番手はキープできたので、良かったと思っておりますが、優勝を狙っていたので、悔しい思いでいっぱいです。内圧もちゃんと上がってきたのは、タイムを見て確認できていたので、スタートがどうしても他メーカーとの差が出てしまったので、そこは悔しいところがありますね。次戦はそういうことのないよう、改めて気を引き締めて頑張ります」と語りました。

チームメンバーはレースを通して、それぞれが貴重な経験を積んだようです。竹内エンジニアは「サーキットは初めてで、天候に恵まれなかったというのはありましたが、ちゃんと練習走行や予選がしっかりできて、みんなのカバーもできたと思います。最後のレースで3位になれたというのも、自分が頑張ったからっていうのも少しは入っているのかと思います。表彰台に上がったのを見られて、嬉しかったです。自分的には100点をつけたいです！」と笑顔を見せました。

宮本エンジニアは「前回来たのが6年ぐらい前で、オートポリスで参加させてもらって以来になります。前とは現場の雰囲気も違って、ドライバーもメンバーも違っていたので、新鮮な印象でしたね。楽しく参加させていただきました。天気にアタフタさせられましたが、それも思い出というか、いろんな経験させてもらって良かったなぁ、と思います。点数としては70点とか80点で、もうちょっとやれたことがあったんじゃないかとも思いますが、できる限りはやれたと思います」と振り返りました。

藤久エンジニアは「サーキット初めてではなくて、幼少期の頃は父親に連れられて、よく来ていました。社会人になってからは初めてです。やってみないと分からないことがたくさんありましたし、何よりレースをやる立場として、勝負の世界の厳しさも知りましたし、何よりチーム一丸でレースをやっているという楽しさと、結果を残せた時の喜びを分かち合えたのが大きかったですね。初めてのことばかりでしたから、自己採点するなら50点ぐらいですかね。また機会があれば来たいと思いますし、その時にまたスキルアップできたらな、と思っています」と語りました。

茨城トヨペットレーシングチームは、各店舗のエンジニアやスタッフが参戦しています。モータースポーツ活動を通じて技術を磨き、お客様に安心・安全なカーライフを提供しています。また、整備士という仕事を通じてクルマの楽しさを未来の子供たちに伝えていきたいと考えています。

第5戦は8月24〜25日に北海道の十勝スピードウェイで開催されます。茨城トヨペットレーシングチームの今後の活躍にご期待ください。