和光産業が挑む新しい自販機の未来
株式会社和光産業(東京都府中市、代表取締役社長:菅原克己)は、2024年9月26日と27日に東京ビッグサイトで開催される「レジャー&サービス産業展2024」に出展します。この展示会は国内最大規模のBtoB商業イベントで、レジャーやサービス施設の開発・投資に特化した企業が集まる重要な場となっています。
出展の狙い
今回の出展の目玉は、和光産業が新たに立ち上げたプロジェクト「次世代自販機プロジェクト【S:CUBE】」です。このプロジェクトは、和光産業が長年の経験を活かして、自販機業界に革新をもたらすことを目指しています。
和光産業は1970年の設立以来、自動販売機を中心に事業を行ってきました。自販機業界は近年、設置場所の飽和やコンビニエンスストアの競争激化によって厳しい状況に置かれています。その中で、和光産業は次世代の自販機として「S:CUBE」を開発し、新たな広告媒体としての役割を担わせることにしました。
【S:CUBE】の特徴
「S:CUBE」は、デジタルサイネージ機能を搭載した屋外・屋内対応の次世代自販機です。この自販機は、以下の三つのSをモチーフとしています:
- - Start:新しい広告手法や販売戦略の出発点。
- - Smart:クラウドを活用した販売管理及び広告管理のデジタルトランスフォーメーション。
- - Sustainable:省人化を通じて企業が持続可能に発展するための新たな手段。
「S:CUBE」を使うことで 、企業は新商品を効果的にプロモーションできるほか、広告費用を抑えることが可能となります。また、地域の認知度を向上させるために、他社とは異なるプロモーション方法としても利用できます。
自販機業界の現状と展望
2023年までのデータによると、自販機の数が約100万台減少したことが示されています。これは、景気の波やライフスタイルの変化、さらには新型コロナウイルス感染症による影響が大きいです。しかし、和光産業はこのような環境下でも成長を目指し、次世代自販機の開発に注力しているのです。
特に、冷凍自販機「どひえもん」が登場したことで、業界の収益構造も変わりつつあります。多様な商品提供や新商品の広告が行いやすくなることで、さらなるビジネスチャンスが見込まれるでしょう。
企業概要と今後の展望
株式会社和光産業は、飲料自販機の販売や設置、メンテナンスを行い、来年には創立55周年を迎えます。今後も、「S:CUBE」プロジェクトを通じて業界を革新し、顧客の多様なニーズに応え続けることを目指します。
問い合わせ先
- - 【会社名】株式会社和光産業
- - 【所在地】東京都府中市小柳町2-25-35
- - 【代表者】代表取締役社長菅原 克己
- - 【事業内容】次世代自販機「S:CUBE」の販売、自動販売機の設置・メンテナンス、駅ナカサービスの運営
- - 【資本金】34,000,000円
- - 【設立】1970年7月
- - 【プロジェクトHP】S:CUBE