680万本の椿が彩る新上五島町でつばき里山まつり開催

新上五島町で魅了する680万本の椿

新上五島町は長崎県五島列島の北部に位置し、なんと680万本以上の椿が自生しています。毎年、この季節になるとその美しい椿の花々が島全体を鮮やかな深紅に染め上げ、訪れる人々を魅了しています。

椿の歴史と文化

この地で育まれた椿は、1,000年以上の歴史を持ち、古来から地元の生活に密接に結びついてきました。歴史を辿れば、遣唐使の時代にまで遡ります。当時、椿油は貢物として中国に献上されていたという記録が残っています。このような椿との深い関係は、島内の教会のステンドグラスや室内装飾にも表れており、そこには椿のモチーフが多く使われています。

つばき里山まつりの開催

この豊かな椿文化を存分に伝え、体験するためのイベント「第11回つばき里山まつり」が開催されます。このイベントは新上五島町つばき里山まつり実行委員会によって主催され、地域の魅力を引き出す絶好の機会です。

開催概要

- 日時: 2025年2月15日(土) 10:00～13:30
- 場所: 石油備蓄記念会館
- 入場: 無料

イベント内容

- 展示: 椿の盆栽や椿に関する写真、短歌の展示
- 講演: 「つばきの小盆栽について」の講演が行われます。
- 物販: 椿製品や木工商品、焼き芋、五島うどんが並び、買い物も楽しめます。
- その他のイベント:

- 椿苗木の無料配布
- 木工体験やしいたけ駒打ち体験
- 書道、太鼓、ダンスのパフォーマンス
- 特産品や椿関連商品の販売

コラボ企画

また、つばき里山まつりと新上五島町観光物産協会のコラボ企画として特別なマップも配布されます。「つばきおさんぽマップ」を手に入れると、引換券を使用して五島うどんの里内の観光物産センターで椿のポストカードや木製のオリジナルスプーンを受け取ることができます。先着80名様限定で、期間は2月15日から24日までです。