ウポポイの新しい団体予約制度
公益財団法人アイヌ民族文化財団が運営する「ウポポイ(民族共生象徴空間)」は、2026年7月1日より団体料金の適用人数を引き下げ、小規模なグループにも団体予約の対象を拡大します。この新制度により、これまで以上に多くの人々がアイヌ文化を体験する機会を得ることができるようになります。
改定内容
今回の改定で注目すべきは、団体料金の適用人数が引き下げられた点です。これまで団体料金を適用するためには一定の人数を確保する必要がありましたが、今後はより小規模なグループも団体予約が可能になります。また、学校団体に関しては現行の対応が維持されるため、教育機関にとっては依然として利用しやすい環境が整っています。
さらに、これまで観光券契約を結んでいる旅行会社や訪日外国人向け旅行サービス業者しか団体予約を行えませんでしたが、地方自治体からの直接問い合わせが増加していることを受け、今後は各地方自治体からもウポポイ団体予約センターへ直接申し込みができるようになります。これにより、地方からの視察がスムーズに行える環境が整い、より多様な訪問者のニーズに応えられるようになります。
ウポポイとは
ウポポイは、2020年7月に北海道白老町にオープンした施設で、アイヌ民族の文化復興と創造を目的としています。この施設には、日本初の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」や、五感でアイヌ文化に触れることができる「国立民族共生公園」、そしてアイヌ民族による慰霊の場としての「慰霊施設」が含まれています。これらの施設は、豊かな自然に囲まれたポロト湖のほとりに位置しており、訪問者は多角的にアイヌ文化や歴史を体験することができます。
ウポポイのアクセスと料金
ウポポイへのアクセスは、とても便利です。JR白老駅から徒歩で約10分、新千歳空港からは高速道路または列車で約40分の距離にあります。入場料は一般大人が1,200円、高校生が600円、中学生以下は無料となっています。なお、団体料金は10名以上のグループに対して適用され、特別展示や体験プログラムは別途料金が必要です。
開園時間は9時から18時までですが、時期により変動があります。また、毎週月曜日と特定の期間(12月28日から1月4日、2月27日から3月8日)は定休日です。ただし、祝日が月曜日の場合は、その翌日の平日が休業となるのでご注意ください。
お問い合わせ
ウポポイに関する詳細情報や予約方法については、公式ウェブサイトやSNSを通じて確認できます。特に、視察や団体予約のニーズに関しては、直接ウポポイ団体予約センターまで申し込みが可能となるため、ぜひご利用ください。
ウポポイでの体験を通じて、ぜひアイヌ民族の豊かな文化に触れてみてください。