コクーが新エデュケーション事業を立ち上げ、デジタル人材育成を支援

コクーが新たにエデュケーション事業を立ち上げ

コクー株式会社（東京都千代田区）は、2025年7月1日よりデジタル人材育成を支援するエデュケーション事業を開始しました。この事業は、デジタルスキルの不足が叫ばれる中、日本の多くの企業が直面する課題に対して、新たな解決策を提供するものです。

1. 日本が抱えるデジタル人材不足の現状

日本社会は近年、少子高齢化による労働力人口の減少が進行しており、その影響は特に中小企業に顕著です。デジタル技術が進展する中で、業務の効率化や競争力の維持のために、IT人材の育成が急務となっています。コクーはこれまでに4,000名以上のデジタル人材を育成しており、その経験を活かすことにしました。

2. エデュケーション事業の狙い

「エデュケーション事業」は、デジタル未経験者に向けた実践型のトレーニングプログラムです。このプログラムでは、デジタルの力を身につけることで、従業員一人ひとりが自ら成長し続ける環境を提供します。また、企業のニーズに合わせてカスタマイズできる研修サービスも展開します。

2.1 目的

コクーの目的は、全ての人がデジタルスキルを身につけ、活躍できる社会を実現することです。これにより、デジタル格差を解消し、持続可能な成長につなげていくことを目指しています。

2.2 サービス内容

エデュケーション事業では、以下のようなサービスを提供します。

- DX人材モデルに基づく研修: ベース人材、コア人材、専門人材といった階層に応じた研修を用意。
- 課題解決型トレーニング: 企業の抱える具体的な課題に対応したカスタマイズ型のトレーニングを実施。

3. コクーのビジョンと企業理念

コクーは「デジタルの力でダイバーシティ＆インクルージョンがあたりまえの社会を創る」という理念を掲げています。このビジョンのもと、社員はもちろん、顧客や社会全体が幸せを感じられるような学びの場を創出していくことを目指しているのです。また、長期経営計画「VISION2030」を通じて、日本の生産性向上に寄与し、さらに多様性のある社会を作るための取り組みを続けています。