アルミフレーム設計ソフトが進化!生産性向上を実現するMISUMI FRAMES
株式会社ミスミグループ本社が提供するアルミフレーム筐体設計ソフト「MISUMI FRAMES」が、ついにユーザー数10万人を突破しました。このサービスは、設計から発注までのプロセスを大幅に効率化できるため、多くの企業の生産性向上を後押ししています。
MISUMI FRAMESの背景と開発
「MISUMI FRAMES」は、2020年2月にサービスを開始し、以来アルミフレームの設計業務をスムーズに行えることから、多くの支持を集めてきました。設計業務では、手間のかかる作業やミスの発生が常に課題となっていますが、特にアルミフレームにおいてはFA装置のカバーや産業用ロボットの安全柵など、様々な用途で使用されています。
ミスミは1993年からアルミフレームの販売を手がけ、業界のニーズに応じて「MISUMI FRAMES」を開発しました。このソフトは、設計業務にかかる時間を最大90%削減できる特長があります。また、顧客の声を反映し続けている点もこのソフトの大きな魅力となっています。例えば、CADデータのインポートを不要にしたり、商品型番や部品表を自動作成する機能などが追加され、ますます使いやすくなっています。
働き方改革への貢献
日本では、労働人口が減少しつつある中での業務効率化が求められています。製造業においても、生産性向上が重要なテーマとなっています。このような背景から「MISUMI FRAMES」は、単なる設計ソフト以上の役割を果たす存在になってきています。デジタル化が進む現代において、業務の効率化を可能にするこのソフトは、特に注目されています。
実績と導入事例
実際に「MISUMI FRAMES」を導入した企業である株式会社ナミックスでは、設計時間が約80%も削減され、従来2時間かかっていた作業が20-30分で完了するようになったと担当者は語ります。特に、ブラケットの自動配置機能や3D CADとの併用が効果を上げていることが示されました。加藤さんは「直感的な操作で短期間に習得できた」と話し、今後もこのソフトを利用してさらなる効率化を目指すとしています。
ユーザー10万人突破記念キャンペーン
ユーザー10万人の節目を祝って、ミスミでは特別キャンペーンを実施中です。設計したアルミフレームを組み立てて完成品として届けるサービスにおいて、部材費が20%オフになる特典があります。キャンペーンは2025年1月7日から3月31日まで実施されるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
MISUMI FRAMESの特長
MISUMI FRAMESは、マウス操作で直感的に設計ができるので、設計経験のない方でも扱いやすいインストール型ソフトです。例えば、以前のようにCADデータのダウンロードやインポートが不要になり、フレーム組み立てに必要な部品も自動選定されます。それに加えて、設計に応じた商品型番の自動作成、組立図面や部品表の自動生成も可能です。
ミスミの事業モデルと展望
ミスミは、グローバルにおける機械部品や工具、消耗品を販売しており、自社製品と他社ブランドの両方を扱うユニークな事業モデルを展開しています。このように、強固な事業基盤を持つミスミは、「グローバル確実短納期」を実現し、顧客にとっての利便性向上をサポートしています。
このように「MISUMI FRAMES」は、業務効率化だけでなく、設計精度の向上も実現する優れたツールとして、今後も多くの企業に利用され続けることでしょう。技術革新が進む中、ミスミの取り組みが業界全体に与える影響は計り知れません。