ディープテックの未来
2026-02-27 15:11:57

進化するディープテックスタートアップの未来を切り開く「J-TECH STARTUP SUMMIT」の挑戦

進化するディープテックスタートアップの未来を切り開く「J-TECH STARTUP SUMMIT」の挑戦



ディープテック分野における新たな成長の波が、日本で訪れています。一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)が主催する「第10回 J-TECH STARTUP SUMMIT」は、未来のイノベーションを担うスタートアップたちの実力を示す重要なイベントとなりました。2026年2月24日、東京の有楽町にあるTokyo Innovation Baseにおいて開催されたこのイベントでは、新たに4社が認定を受け、それぞれの革新的な技術やビジネスモデルが発表されました。

今回のサミットでは、シード枠から1社、アーリー枠から3社が選ばれ、AI医療機器、量子センサー、カーボンエネルギー、アグリテックなど、各分野での技術革新が期待されています。特に、大学・研究機関からのスタートアップとして、最も評価された「株式会社カーボンクライオキャプチャー」が『大学・研究機関発スタートアップ賞』を受賞し、その革新的な事業が高く評価されました。

イベント参加が叶わなかった方々のために、TEPは2月26日よりアーカイブ動画を無料配信しています。この機会に、認定企業のプレゼンやパネルディスカッションの模様を視聴できることは、起業を目指す人々や、技術系スタートアップの今後に興味を持つ大手企業や投資家にとって、貴重な情報源となるでしょう。

TEP自体は2009年に設立され、技術系スタートアップの成長を促進することを目的に活動しています。これまでの9年間で61社を認定し、認定企業の資金調達額は450億円を超え、その後も新たな雇用を生み出しています。認定企業には、メディアへの露出や企業とのネットワーキング、資金調達のサポート、さらには国際的な展開への支援が行われます。このように、TEPは日本国内のディープテックエコシステムの構築を目指し、全国の大学や研究機関と連携を深めているのです。

認定企業の紹介


1. 株式会社Type-I Technologies


この企業は、廉価で製造可能な蛍光ナノダイヤモンドを活用し、ポイント・オブ・ケア市場での高感度バイオマーカーの実用化に取り組んでいます。体外検査装置を開発しており、シグナル・ノイズレシオが100倍以上向上。これにより、少量の血液から感染症やアルツハイマーの早期発見が期待されています。

2. 株式会社カーボンクライオキャプチャー(大学・研究機関発スタートアップ賞受賞)


低価格シリコン系汎用ゴムを用いたCO2捕集技術で、自重の80%のCO2を回収可能なことを発見しました。これにより、中規模工場への導入が見込まれ、一定の環境貢献が期待されています。

3. 輝翠株式会社


宇宙技術を応用した果樹作業支援AIロボットの開発によって農業分野の人手不足解消が期待されています。また、海外展開も視野に事業を構築している点も注目です。

4. 株式会社CYBO


高速かつ高解像度の3D細胞データスキャニングシステムを開発し、AI細胞診の効率化を図っています。これにより、より客観的で再現性の高い診断が実現することが期待されています。

パネルディスカッションのハイライト


「大学・国研発スタートアップの持続発展的成長を目指して」をテーマとしたパネルディスカッションでは、各企業が直面する課題や、ビジネスを進める上での戦略が議論されました。ベンチャー経営の経験を持つ古川氏が意見を交え、起業の現場での知見や成功事例が共有されました。

結論


「J-TECH STARTUP SUMMIT」を通じて、日本のディープテック市場はますます盛り上がりを見せています。優れたスタートアップの活躍が期待される中、これからの進展に注目が集まります。今後、社会に向けた新たなソリューションが提示されることを期待しつつ、今回のサミットの成果がさらなるビジネスモデルの成功につながることを願っています。


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会社情報

会社名
一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ
住所
千葉県柏市若柴178番地4柏の葉キャンパス148街区2 ショップ&オフィス棟6階KOILパーク内
電話番号

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