食品ロス削減サービス
2021-06-21 21:42:59

仙台発!食品ロス削減と飲食店支援を実現する新サービス「Refoood museum」

「Refoood museum」が仙台で新たな挑戦



BTM株式会社が提案する新しいマッチングプラットフォーム「Refoood museum」が、2021年7月1日より仙台市内でスタートしました。このプロジェクトは、卸売業者が廃棄する予定の食品を飲食店に提供することで、食品ロスの削減と飲食店の仕入れコストの削減を実現することを目指しています。

背景にある問題


日本では毎年642万トンという膨大な量の食品が廃棄されています。これは世界全体の食料援助量の約2倍に相当します。その一方で、新型コロナウイルスの影響で飲食店の経営は厳しく、仕入れコストの負担はますます重くなっています。この現状を打破するため「Refoood museum」が誕生しました。

プラットフォームの特徴


1. 廃棄予定食品の販売


卸売業者は、賞味期限が切れていない廃棄予定の食品を売ることで、廃棄コストを削減し、利益を得ることができます。これにより、食品ロスが減少するだけでなく、経済的な利益も生み出します。

2. コスト削減


飲食店は、手頃な価格で廃棄予定の食品を仕入れることが可能です。コストを削減しつつ、必要な食材を確保できるため、経営の安定にも寄与します。

3. ポイント還元制度


「Refoood museum」では、食品購入額の2%をプラットフォーム内で利用できるポイントとして還元します。リピーターの獲得にもつながる仕組みです。

4. フードバンク活動


プラットフォームには寄付ボタンも用意されており、飲食店から集まった食品を子供食堂や地域の支援施設に寄付することができます。これにより、地域の社会問題にも寄与することが期待されています。

両者のマッチングを通じて


「Refoood museum」は、仙台市内の卸売業者と飲食店をマッチングさせることで、多くの双方の課題解決を図ります。卸売業者の食品ロスを減少させ、飲食店のコスト負担を軽減するこの取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた一歩となるでしょう。

企業概要


BTM株式会社は、2019年に宮城県仙台市で設立され、地域の飲食店と卸売業者の課題解決に臨んでいます。代表取締役の伊藤氏は、飲食店の開業支援に長年携わり、卸売と飲食業界の知識に精通しています。また、仙台市のフードドライブやフードバンクと連携し、地域貢献にも積極的に取り組んでいます。

まとめ


「Refoood museum」の導入により、仙台市内の食品ロス削減と飲食店の支援が強化されることが期待されています。このプロジェクトは社会課題の解決に向けた素晴らしい手段となり、地域の活性化にも貢献するでしょう。食品ロスを減らし、共に助け合うことで、持続可能な未来を目指すことが求められています。

会社情報

会社名
BTM株式会社
住所
宮城県仙台市青葉区大町1-3-7裕ビル3階
電話番号
050-5361-5557

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