KDDIが渋谷の街を変える！5Gを活用したエンタメプロジェクト始動

KDDIが渋谷を変革する「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」

2023年9月12日、KDDIが渋谷区に新たな活力をもたらす「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」を発表しました。このプロジェクトは、5Gを活用したエンタメ体験を通じて、より魅力的な渋谷の街を創造することを目的としています。月ごとに異なるコンテンツを用意し、参加者にとって新しい体験を提供する予定です。

5G時代の到来を感じるイベント

このプロジェクトの第一弾として、9月12日には現実とバーチャルが融合する新たな渋谷風景が披露されました。ARとVisual Positioning Service技術を駆使した実証実験が行われ、参加者は専用アプリを使用して、デジタルでアップデートされた渋谷を味わうことができます。

例えば、街の空にはクジラやクラゲが浮かび、飲食店情報や天気予報が表示されることで、観光や食事をより便利に楽しむことができる仕組みが整えられています。加えて、ハチ公の位置を視覚的に理解できるアイコンが設置され、初めて訪れる人にも優しい工夫がなされています。

渋谷の街をデジタルで楽しむ

このプロジェクトは、KDDIとデジタルガレージとの戦略的提携の一環として進められています。今後も様々な企業や団体の協力の下、プロジェクトは拡大していく見込みです。特に注目されるのは、10月19日・20日に開催される「渋谷音楽祭2019」において行われるXRを活用した実証実験です。

具体的な内容は？

1. バルーン表示: 渋谷駅から各スポットへの道筋を示すバルーンが飛び交います。
2. 飲食店情報: スマホを使って飲食店の情報を直感的に取得することで、探しやすくなります。
3. 天気情報: 上空に表示される天気アイコンで、便利に情報をチェックできます。
4. バーチャルオブジェクト: 魚やクジラなどのオブジェクトが泳ぎ、参加者の目を楽しませます。
5. ハチ公アイコン: 混雑するハチ公の明確な位置を示し、観光客の不安を解消します。
6. バーチャルアド広告: 街全体が広告スペースに変身し、独自の楽しみを提供します。
7. 電車情報: 舞台裏での運行情報を即座に表示。
8. 花火の演出: 実際には打ち上げられない花火もデジタルに楽しめます。

展望と期待

今後もKDDIは、「現実の渋谷」と「バーチャルな渋谷」をつなぐ取り組みを通じて、新たな文化やエンターテインメントを育んでいくことでしょう。5G技術の進展により、街の楽しみ方も変わっていきます。このプロジェクトの進行により、渋谷がいかに楽しい場所に進化するのか、今から期待が高まります。

詳細情報は、公式ウェブサイト（渋谷エンタメテック推進プロジェクト）をご覧ください。