テクダイヤの次世代型3Dプリンティング材「TRF+H」
テクダイヤでは、これまでの3Dプリンティング技術を進化させる新しい素材「TRF+H」を販売開始しました。この感温性フィラメントは、温めることで形状を変えることができ、特に自助具の製作に非常に便利な特性を備えています。自身のニーズに合わせたカスタマイズを容易に行える点は、多くのユーザーにとって画期的な進化です。
3Dプリンティングの新たな可能性
「TRF+H」は、自助具を必要とする個々の利用者に対応した形状を簡単に作成できるため、ユーザーにとっての利便性が大きく向上します。従来の3Dプリンティングでは、スキャンデータを必要とし、シュミレーションや調整を行う手間がありました。しかし、この新しいフィラメントを使うことにより、単純に素材を温めて成形すれば済むため、誰でも気軽に3Dプリンティングを楽しむことができるのです。
このフィラメントを使用することで、材料の無駄を減らし、製造コストも抑えられるため、経済的にも優れた選択肢となります。また地元のファブラボ品川との共同開発により、感温性フィラメントは医療分野や自助具製作にとどまらず、さまざまな応用が期待されています。
精密ノズル「kaika」との併用
テクダイヤが展開する精密ノズル「kaika」は、3Dプリンティングにおいて重要な役割を果たします。このノズルと「TRF+H」を併用することで、高い寸法精度や美しい仕上がりを実現することができ、プロフェッショナルな品質を求めるユーザーにも満足いただける製品を提供しています。
こうした技術革新により、テクダイヤは3Dプリンティングの新たな可能性を導くと同時に、既存の技術をさらに推進させることが期待されています。
購入方法と取り扱い
すでに「TRF+H」は一般向けの販売が開始されており、kaika shopにて購入が可能です。納期は1週間ほどで、価格は500gで11,000円、50gで1,200円(税込・送料込)となっています。今後は海外販売も視野に入れており、問い合わせを通じた情報提供も行っています。
製品紹介動画も公開されており、その魅力を視覚的に理解しやすい形で紹介しています。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。
製品紹介動画はこちら
結論
テクダイヤの「TRF+H」は、自助具製作に革命をもたらす感温性フィラメントです。従来にはなかったカスタマイズの自由度を実現し、誰もが簡単に使用できるこの素材は、多くの人々の日常を支える重要な役割を果たすことでしょう。今後の展開にぜひ注目していきたいところです。