性教育で子どもたちを守る!新刊のご紹介
子どもを性犯罪から守るための新たな一手として注目を集めている書籍、
『大人も 子どもも マンガで学ぶ 性教育で子どもを性犯罪から守る本』が、2025年5月18日(日)に全国書店とオンラインで発売されます。本書は、新生児科医で小児科医である今西洋介氏が監修しており、子どもたちが正しい性の知識を学び、性犯罪のリスクを減らすための内容になっています。
性犯罪の現実と必要性
現代において、盗撮やグルーミング、性的いじめ、SNSを通じた性被害など、子どもたちが直面する危険は多岐にわたります。多くの保護者は、我が子がそのような被害に遭うことを恐れ、また加害者になることを望んでいません。どんなに注意深く行動していても、思いがけない事態は避けられない場合もあります。だからこそ、正しい性知識を身につけることが重要です。
本書は、性教育を通じて子どもたちに必要な防衛策を教えることを目的としています。内容は2部構成になっており、前半では性教育に関する基本的な知識を、後半では具体的な性被害の事例を通じたリスク軽減法を紹介しています。
誰に向けて書かれたのか?
主な対象読者は、小学校高学年以上の子どもたちとその保護者です。本書は、子どもたちが理解しやすいように、ルビを振った文章で構成されています。章の前半ではマンガを通じて、性に関する基本的な知識を楽しく学ぶことができます。そして、後半には保護者向けに詳しい解説やコミュニケーションの手法が解説されています。
内容の概要
この本には、親子で話し合うべき重要なテーマが数多く含まれています。例えば、赤ちゃんがどのように生まれるのか、生理や射精といった体の変化、セックスや避妊の必要性、多様な性に関する理解、さらには性暴力とその予防方法についても触れています。
具体的には、以下のような内容が含まれています:
- - 序章 では、性についての基礎的な考え方や、子どもの「知りたい」という欲求にどう向き合うかが示されています。
- - 第1章 では、生まれてくる過程や性器の重要性について説明します。
- - 第2章 では、子どもから大人への体の変化について、正しい情報が提供されます。
- - 第3章 では、セックスについての正しい理解とコミュニケーションの大切さを伝えます。
- - 第5章および第6章 では、性暴力とは何か、そしてその予防策について具体的なケーススタディを交えながら学ぶことができます。
- - 第7章 では、命や人権の大切さを性教育を通じて学ぶ意義を説いています。
監修者について
監修は、今西洋介氏が行っています。彼は新生児科医・小児科医として多くの医療現場で活躍しており、自身が代表理事を務める一般社団法人チャイルドリテラシーを通じて、子育てや小児医療についての正しい情報を発信しています。
書籍情報
本書の価格は1980円(税込)で、A5判・160ページからなり、ISBNは978-4-86756-182-9です。全国の書店及びオンライン書店で購入可能です。
この書籍は、ただの読むべき教材ではなく、親子のコミュニケーションを深め、子どもたちを守るための強力なツールとなるでしょう。子どもたちの未来を守り、育むためにぜひ手に取ってみてください。