滋賀県愛荘町が母子手帳アプリ『母子モ』を導入！子育て支援がさらに充実

滋賀県愛荘町が誇る母子手帳アプリ『母子モ』の導入

滋賀県愛荘町において、母子手帳アプリ『母子モ』が正式に導入され、地元住民の子育てを大いにサポートする新たなツールが誕生しました。このアプリは、地域名を冠した『あいしょうすくSUKUナビ』として提供され、2023年6月2日から使用可能となります。

地域全体が子育てを支援する『こどもまんなか社会』

愛荘町は、「すべてのこども・若者が身体的・精神的・社会的に幸福な生活を送ることができる社会」を目指しています。この理念に基づき、地域全体で子育てに参加し、こどもが健やかに育つ環境を整えるための様々な取り組みが行われています。

アプリがもたらす便利さと安心感

『母子モ』は、紙の母子健康手帳の情報をデジタルデータとして記録できる画期的なアプリです。420を超える自治体で導入されているこのアプリでは、予防接種のスケジュール管理や健診結果の記録、地域からの情報配信を簡単に行うことができます。データはクラウド上に保存されており、万が一の紛失時にも安心です。また、他の市区町村への転居や機種変更にも対応しているため、長期間にわたって安心して利用できます。

愛荘町が提供する多様な支援

子育て家庭がより快適に生活できるように、愛荘町では様々なプログラムが用意されています。たとえば、子どもを迎える予定の夫婦向けの「ぷれママ教室」では、沐浴体験やパパの妊婦体験などの充実した内容が提供されています。また、新生児訪問や産後ケア事業も行われており、保健師や助産師が直接家庭を訪問し、子どもの健康確認や育児相談に対応してくれます。

さらに、未就学児とその保護者を対象にした「わんぱくひろば」や「つくしひろば」など、保護者同士の交流ができる場も設けられています。これらの取り組みと連携し、アプリが新たな情報発信の手段として活躍することで、より多くの家庭が支援を受けられることが期待されています。

アプリの主な機能と効果

『あいしょうすくSUKUナビ』は、子どもや妊産婦の健康データを管理するだけでなく、予防接種スケジュールの確認や育児に必要な情報やアドバイスの提供も行っています。特に、育児日記機能「できたよ記念日」では、子どもの成長を写真やメッセージとともに記録することができ、家族で共有することができます。これにより、育児を楽しむ手助けがなされるでしょう。

さらに、アプリを使用することで、子どもの成長や健康状態を横断的に管理しやすくなるだけでなく、社会情勢に影響を受けた場合には自治体からの重要なお知らせも受け取ることができます。これにより、安心して子育てができる環境を構築していくことができるでしょう。

愛荘町長の言葉

愛荘町の有村国知町長は、アプリ導入の意義についてこう語っています。「妊婦とお腹の赤ちゃん・子育て応援宣言」の町として、妊娠期から出産・育児にいたるまで、切れ目のない支援を行っていくことを目指しています。この新たなアプリ『あいしょうすくSUKUナビ』の導入により、さらなる情報提供が実現し、地域の子育て世帯にとって更なる安心と利便性が生まれることでしょう。