チェンジHD、エンドオブライフ・ケア協会がWELLBEING AWARDS 2025で受賞
株式会社チェンジホールディングス(以下チェンジHD)は、一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会(以下ELC)が"WELLBEING AWARDS 2025"の活動・アクション部門でGOLDを受賞したことを発表しました。この受賞は、子どもたち自身が心の痛みを理解し合い、支援し合う力を育むための教育プログラム「半径5mの人を幸せに 〜折れない心を育てるいのちの授業(OK)プロジェクト」に由来しています。
この教育プログラムは、未来を担う子どもたちのメンタルヘルスに焦点を当て、授業の設計が子どもたちの視点を重視している点が特徴です。子ども同士が自然に支え合う環境を作ることを目的としており、現代社会における「新しいウェルビーイングの在り方」を根本から見直す試みが評価されました。
プログラムの基礎には、ホスピスで得られた心のケアの知見が生かされています。授業は45分のセッションを2回行う形式で構成されており、参加した子どもたちが自ら講師になることもできる仕組みが取り入れられています。この試みのおかげで、全国各地に支え合いのネットワークが広がり、小学5年生が最年少講師として参加することも実現しています。開始から5年間で、授業は976回行われ、75,572人の子どもたちが参加しました。また、713人が講師養成ワークショップを修了し、259人が認定講師に。さらに、自治体や教育委員会からの依頼を受けて授業は急速に拡大しています。
特に大阪市では、教育委員会と連携し、5年間で100校・1万人の児童・生徒にプログラムを提供しました。こうした取り組みが、子どもたちのウェルビーイングの向上や自殺予防に貢献する新たな社会モデルとして評価されています。
チェンジHDは、2015年からELCの運営支援を行っており、事務局業務の運営サポートやボランティア派遣、オフィスの無償提供を継続しています。傘下の株式会社チェンジでは、クライアントにELCの研修を紹介し、活動基盤の強化に貢献しています。チェンジグループは「生産性をCHANGEする」というビジョンを掲げており、社会課題の解決に向けて人とテクノロジーの両面から取り組んでいます。
今後もチェンジHDは、ELCの運営サポートを通じて、誰もが穏やかに最期を迎えられるコミュニティづくりを支援していく計画です。
ELCについて
一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会は、「限られた命と関わる現場」で培った心のケアを、学校、企業、地域で幅広く学べるよう普及することを目指しています。お互いを認め、ケアし合うコミュニティの育成に努め、人生の最期を迎えるまでウェルビーイングを実感できる社会の実現を目指しています。詳細は
こちらで確認できます。
チェンジHDとそのビジョン
株式会社チェンジホールディングスは、「Change People、Change Business、Change Japan」をミッションとして掲げ、「生産性をCHANGEする」というビジョンに基づき、デジタル人材の育成支援や業務プロセスの革新、DXによる地方創生の推進など、さまざまな事業を展開しています。詳細は
こちらをご覧ください。