ライアン・ガンダーの最新作展が箱根・ポーラ美術館で開催

ライアン・ガンダー：ユー・コンプリート・ミー展が箱根で開幕

2025年5月31日から11月30日まで、神奈川県にあるポーラ美術館で、現代アーティストライアン・ガンダーの最新展覧会が特別に開催されます。「ユー・コンプリート・ミー」というタイトルのこの展は、ガンダーの多種多様な作品を一堂に展示し、観客に新たな感覚と体験を提供します。

ライアン・ガンダーとは

ライアン・ガンダーは1976年、イギリスのチェスターで生まれました。サフォークを拠点に活動し、絵画や彫刻、映像、テキスト、さらにはVRインスタレーションやパフォーマンスに至るまで幅広く作品を生み出すアーティストです。彼の作品は、日常の中の物語や多様な意味を探求し、知的な遊び心とユーモアを用いて表現されています。これまで国内各地で展覧会を行い、高い評価を得てきました。

展覧会の見どころ

1. 館内の新作18点が初公開

ポーラ美術館では、全18点に及ぶ作品が展示されます。そのほとんどがライアン・ガンダーによる日本初公開の新作となるため、アートファンにとって見逃せない機会です。特に、家族をテーマにした作品は、彼の子どもたちの声が使われており、作品に息を吹き込んでいます。

2. 家族とのつながりを感じる作品群

ガンダーの作品の中には、父親が描いた手書きの文字をもとにしたものや、子どもたちと共に作り上げたシリーズなど、家族の思い出や関係性を反映したものがあります。こうした作品は、観る者に対して親密で深い感動を与えます。

3. 不思議な動物たちに出会える空間

箱根の美しい森をバックに生まれた新たな動物たちを探しに出かけましょう。彼の作品には、訪れる者が驚くような不思議な動物たちが絡み合っています。これにより、自然との共生や生命の深さについてのメッセージを体感できます。

4. 限定オリジナルグッズも充実

展覧会では、定番アイテムから特別限定の商品まで多彩なグッズが販売される予定です。ガンダーの独自の視点が反映されたアイテムを手に入れることができるチャンスです。

展覧会概要

本展は、ポーラ美術館のアトリウム、展示室4、ロビーの各所で行われ、主催は公益財団法人ポーラ美術振興財団となっています。アートと自然の調和をテーマにしたこの特別な展覧会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。アートの魅力を感じることで、日常の中に隠された新たな気づきを得られるかもしれません。

本展は、アートの本質を再発見し、自身の感性を磨く絶好の機会です。ガンダーの作品を通じて、私たちの周りの世界を新たな視点で捉える旅に出てみてください。