東京都の新製品・新技術開発支援、最大2500万円を助成！

東京都の新製品・新技術開発助成事業がスタート

東京都中小企業振興公社は、東京の産業をより活性化させることを目的に、新製品や新技術の研究開発にかかる経費の一部を助成する「新製品・新技術開発助成事業」の申請を受け付けます。申請期間は、2023年5月9日から6月5日までの約一か月間。最大2,500万円の助成金が得られるチャンスとなります。

助成事業の目的

この助成事業は、都内にある中小企業者に対し、自社の技術力を高める新製品や新技術の開発を支援することを目指しています。特に、製品化・実用化を見据えて、試作品の設計や制作、試験評価が行える経費の一部を助成することで、企業の成長を後押しします。

助成内容の新たな魅力

2023年度からは、助成金の上限が従来の1,500万円から最大2,500万円に引き上げられ、加入した企業や個人にとって、さらなる効率的な経済活動が期待できます。また、賃金引上げ計画を策定し実施することで助成率が優遇されるため、長期的な企業投資の影響を受ける部分もあります。

助成の対象者

以下の条件を満たす企業・個人が助成対象となります。

- 都内で実質的な事業活動を行っている中小企業者（法人・個人事業主）
- 東京都での創業を具体的に計画している個人

助成対象期間と経費

助成対象期間は2023年11月1日から2025年7月31日までの最長1年9か月となり、助成対象となる経費には次のようなものがあります。

- 原材料費、副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注費
- 産業財産権出願・導入費
- 専門家指導費、直接人件費

助成率の上限は、一般的に経費の1/2となっていますが、賃金引上げ計画を実施した場合、条件により中小企業者は3/4、小規模企業者は4/5まで高くなります。

申請方法

申請は電子申請システム「Jグランツ」を利用して行います。申請手続きは次のステップで進められます。
1. GビズIDプライムアカウントの取得
Jグランツを利用する際は、事前にアカウントの取得が必要です。時間がかかることが予想されるため、早めの準備を推奨します。
2. 申請書類の作成
募集要項や申請書類を公社のウェブサイトからダウンロードして必要事項を記入し、必要な添付書類も準備します。
3. 申請書類の提出
Jグランツシステムを通じて、6月5日17時までに申請書類を提出します。

なお、持参や郵送、メール等による方法での提出は受け付けられませんのでご注意ください。