ユーグレナ社の勉強会
2024-12-20 17:20:08

ユーグレナ社が開く新たな扉、化粧品市場における微細藻類の可能性とは

ユーグレナ社が開く化粧品原料の新たな地平線



2024年11月21日、東京都港区に拠点を構える株式会社ユーグレナが、同社の独特な化粧品原料「ユーグレナ」に関連する勉強会を開催しました。この勉強会では、ユーグレナの機能や研究成果について詳しく紹介され、特に新たに医薬部外品と化粧品原料として規格化された「パラミロン原末」についての解説が注目を集めました。

今回の勉強会を主導したのは、ヒト科学研究所の所長、中島綾香氏です。彼女はユーグレナ社に新卒で入社し、素材開発や機能性研究に取り組んでおり、食物栄養学の博士号を持つ専門家です。中島は当社のビジョン、つまり「健康寿命の延伸と研究の社会実装」への取り組みを説明しました。

ユーグレナの特異性


ユーグレナ(和名:ミドリムシ)は、栄養価が非常に高い微細藻類として知られています。リーダーシップをとるユーグレナ社は、2005年の設立以来、ユーグレナを活用した様々な製品の開発に挑戦してきました。特に注目されるのは、100種類以上の栄養素を含むこの素材が、食品だけでなく化粧品業界でも重要視されている点です。

また、2008年には、「加水分解ユーグレナエキス」が肌の細胞を保護する効果が実証され、その後も様々な機能性評価が行われてきました。これにより、ユーグレナは「最先端のバイオテクノロジー」を駆使して化粧品に応用されています。

新たな発表内容と原料の紹介


中島氏は、勉強会でユーグレナを基にした化粧品原料について具体的に紹介しました。主に、以下の5つの原料が挙げられました。

1. ユーグレナエキス:肌のバリア機能を強化し、保湿因子の増強が期待される。
2. ユーグレナエキスEX:細胞の増殖を促進し、老化細胞の除去が見込まれる。
3. ミドリ麹エキス:保湿効果を高め、肌質維持に寄与。
4. ユーグレナ発酵オイル:医薬部外品としても対応可能で、保湿・エモリエント効果が期待される。
5. パラミロン原末:抗炎症作用や肌免疫調整に寄与する多糖体。

健康寿命の延伸への貢献


中島氏によれば、健康寿命を延ばすためには様々な要因が複雑に絡み合っており、ユーグレナの持つ59種類の栄養素がそれらの症状を緩和する可能性があることが研究を通じて示されています。さらに、肌の健康が気力や活動に影響を与えることからも、ユーグレナの重要性が増しています。

最後に彼女は、今後も食品だけでなく化粧品としてのユーグレナの価値を追求し、研究を続けていく意志を表明しました。この勉強会に参加した多くの業界関係者たちも、ユーグレナの未来に大いに期待を寄せていることでしょう。ユーグレナ社が描く可能性の広がりは、私たちの美容と健康に新しい光をもたらしてくれるかもしれません。


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会社情報

会社名
株式会社ユーグレナ
住所
東京都港区芝5-29-11G-BASE 田町
電話番号
03-3453-4907

トピックス(コスメ・メイク・美容)

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