映画祭参加者募集
2025-03-26 11:51:32

プチョン国際ファンタスティック映画祭の企画参加者募集開始!

アジア最大のファンタスティック映画祭への挑戦



2025年7月上旬に開催される「プチョン国際ファンタスティック映画祭(BIFAN)」併設の企画マーケット「NAFF It Project」が、映画製作者たちに向けた参加企画を募集中です。このプロジェクトは、日本の特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が、経済産業省の支援を受けて実施しています。特にアジア最大のジャンル映画祭であるプチョン国際ファンタスティック映画祭は、世界中から集まる映画企画の中で約20の企画を選定し、研修やピッチングの機会を提供します。

参加者は、プロデューサーや監督として映画企画を携え、国際的な出資者や映画祭プログラマー、配給会社などと対話を行い、資金調達や共同製作の可能性を探る貴重な機会を得ることができます。昨年も多くの優れた企画が参加し、数々の賞を受賞しました。その中には、吉田大八監督の『BAIT』や、村上リ子監督の『押しボタン症候群』が含まれ、彼らは業界内外から注目を浴びています。

昨年の成功事例


昨年のNAFF It Projectでは、二つの企画が特に大きな注目を集めました。吉田大八監督の『BAIT』は、台湾のコンテンツ産業のグローバル展開を促進する「TAICCA Award」を受賞し、現在も企画開発が進行中です。また、村上リ子監督の『押しボタン症候群』は、アジアのジャンル映画界の新鋭に贈られる「Asian Discovery Award」を獲得しました。藤田プロデューサーは、その後、国際共同製作に向けた様々な研修に参加し、企画のさらなるブラッシュアップを行っています。

ジャンル映画の魅力


プチョン国際ファンタスティック映画祭が特に魅力的なのは、ファンタスティック系と呼ばれるジャンル映画へ焦点を当てている点です。エンタメ性が高いホラー、ファンタジー、SF、スリラーなどが該当し、幻想的なテーマや非日常的な出来事が盛り込まれる傾向にあります。世界各地のファンタスティック映画祭と共に、プチョンの映画祭はアジアにおける重要なプラットフォームの一つとしての地位を確立しています。

応募詳細


「NAFF It Project」への応募は、2025年4月15日までに行う必要があります。映画祭は、参加者に対し宿泊施設や往復航空券を提供し、ピッチングの場も設けられます。参加費は40ドルで、ピッチングは英語での実施となりますので、事前の準備が求められます。公式サイトからの応募も可能なので、詳細はそちらで確認ください。選考結果発表は5月9日を予定しています。

この貴重な機会を逃さず、ぜひ自らの映画企画をグローバルな舞台に飛び込ませてみてはいかがでしょうか。事務局への問い合わせは、Eメールで行うことができますが、件名には「NAFF It Project」と明記することをお忘れなく。

これからも多くの優れた企画が生まれ、世界を舞台に羽ばたくことを期待しています。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)
住所
東京都中央区築地4-1-1東劇ビル2F
電話番号
03-3543-7531

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